狭いトイレのリフォーム例!奥行き1365mmでもおしゃれに広く見せる方法

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「トイレが狭いのでリフォームしたいけれど、どんな方法なら広く使える?」

「狭いトイレのリフォーム例を見ながら、おしゃれで圧迫感のない空間にしたい」

「トイレが狭い場合、リフォーム費用や便器選びまで何を基準に考えればいい?」

狭いトイレでも、便器の奥行きや配置、壁紙・床・収納の選び方を工夫すると、今より広く見せながら使いやすくできます。

とくにトイレの奥行き1365mmは狭いのか、奥行きの狭いトイレでは最低限どのくらいの広さが必要なのかは、リフォーム前に確認しておきたいポイントです。

便器を小さくしたい場合は、トイレの奥行きが最小クラスのTOTO製品やLIXIL製品を比較し、TOTOの狭小トイレ向け便器が自宅に合うかまで確認すると選びやすくなります。

また、狭いトイレのリフォームをおしゃれに仕上げる方法だけでなく、「狭いトイレを快適にするにはどうしたらいい?」「狭いトイレにおすすめな便器は?」「リフォーム費用はいくら?」「トイレの広さは最低限どのくらい必要?」といった疑問も気になるところです。

トイレを広くするリフォーム費用は、便器交換だけで済むのか、壁移動や間取り変更まで行うのかによって大きく変わるため、狭さの原因に合った方法を選ぶことが大切です。

そこでこの記事では、狭いトイレのリフォーム例をはじめ、奥行き1365mmでも広く見せる工夫、TOTO・LIXILのコンパクト便器、おしゃれな内装、手洗い器やマンション・和式トイレのリフォーム、トイレを広くする場合の費用までわかりやすく解説します。

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トイレリフォームは、便器交換・床や壁紙の張り替え・手すり設置・和式から洋式への変更など、工事内容によって見積もり金額が変わります。

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目次

狭いトイレのリフォーム例!狭さを改善する方法を解説

・この章の要点まとめ

  • 狭いトイレは、コンパクトな便器への交換や配置の見直しだけでも、便器前方のスペースや動線を改善できる場合があります。
  • 手洗い器や収納の出っ張り、内装の色や柄も狭く感じる原因になるため、設備と見た目の両方から見直すことが大切です。
  • 自宅に必要な工事は、便器前・入口・便器横・立ち上がる方向のどこが使いにくいかを確認してから選ぶと判断しやすくなります。

狭いトイレをリフォームしたいと思っても、「便器を替えるだけで広くなるの?」「どこまで工事すれば使いやすくなるの?」と迷いますよね。

狭さの原因は便器の大きさだけとは限らず、配置や内装、動線によっても使いにくさが変わるため、自宅に合う工事内容を見極めることが大切です。

そこでこの章では、狭いトイレのリフォーム例を工事別に比べながら、狭さの原因に応じてどこからリフォームすればよいのかを解説します。

・この章を読んでわかること

狭いトイレのリフォーム例を工事別に比較

<狭いトイレのリフォーム例で比べたい工事>

  • 便器をコンパクトなタイプへ交換して、便器前方のスペースを広げる
  • 便器の向きや配置を見直して、立ち座りしやすい動線をつくる
  • 手洗い器や収納の出っ張りを減らして、通りやすい空間にする
  • 壁紙や床などの内装を見直して、見た目の圧迫感を抑える
  • 設備を替えても改善しにくい場合は、空間の取り方そのものを見直す

狭いトイレのリフォーム例を見ると、壁を動かして空間そのものを広げなくても、便器や配置、内装を見直すことで使いやすくできるケースがあります。

まず比較しやすいのが、今より奥行きの短いコンパクトな便器へ交換するリフォームです。

座ったときにひざがドアや壁へ近いトイレでは、便器の前への張り出しを小さくすることで、その分だけ便器前方に余裕をつくれます。

リフォーム前は立ち上がるときに体を引いたり横へ逃がしたりしていた場合でも、前方に余裕ができれば立ち座りしやすくなります。

壁や入口を動かさずに改善できるため、「トイレそのものは狭いけれど、便器が大きくて使いにくい」という場合に考えやすい方法です。

一方で、便器を小さくするだけでは動きにくさを解消できない場合は、配置の見直しが役立つことがあります。

TOTOのリフォーム実例には、限られた空間でコーナータイプの便器を使い、便器を斜め方向に配置することで、立ち上がる方向に空間を確保した例があります。

同じ床面積でも便器の向きを変えることで、ひざや体が壁やドアに近づきにくくなり、立ち座りするときの動線を確保できる場合があります。

また、便器だけでなく、手洗い器や収納が通路側へ大きく出ていることも狭さの原因になります。

その場合は、奥行きの小さい手洗い器へ変えたり、収納の出っ張りを減らしたりすると、入口から便器までの通り道を確保しやすくなります。

TOTOのリフォーム実例でも、タンクレストイレとコンパクトな手洗い器を組み合わせ、限られた空間で動きやすさを確保した事例があります。

さらに、床面積を変えずに見た目の狭さを和らげたい場合は、壁紙や床などの内装を変える方法もあります。

暗い色や大きな柄が多く圧迫感を感じる空間では、明るい色を中心にまとめることで、同じ広さでもすっきりした印象に変えやすくなります。

内装変更では実際の便器前方スペースは増えませんが、視界に入る色や柄を整理することで、リフォーム前より圧迫感を抑えられます。

色や壁紙、床材の具体的な選び方については、後の章で詳しく解説します。

工事内容と改善しやすいポイントを整理すると、次のようになります。

リフォーム内容改善しやすい悩みリフォーム後に確認したい点
コンパクトな便器へ交換便器前方が狭いひざ前や立ち上がるための余裕
便器の配置を見直す立ち座りすると壁やドアに体が近い便器からドアまでの動線や立ち上がる方向
手洗い器や収納を小さくする設備の出っ張りで通りにくい入口から便器までの通路と体を動かす余裕
壁紙や床を変更する見た目に圧迫感がある室内全体がすっきり見えるか
空間の取り方を見直す設備を替えても狭さを解消しにくい便器前方だけでなく室内全体の使いやすさ

リフォーム例を比べるときは、完成後の見た目だけではなく、「便器前方にどのくらい余裕ができたか」「立ち上がる方向が動きやすくなったか」「設備の出っ張りが減ったか」「圧迫感が和らいだか」を確認することが大切です。

同じように狭く見えるトイレでも、便器の大きさ、設備の配置、内装、部屋そのものの広さのどこに原因があるかによって必要な工事は変わります。

自宅に近い狭いトイレのリフォーム例を探すときは、床面積だけでなく、間口や奥行き、ドアの位置、便器前方のスペース、手洗い器や収納の位置まで近い事例を選ぶと参考にしやすいです。

まずは「便器交換だけで改善できるのか」「設備や配置まで変える必要があるのか」「見た目の圧迫感を内装で整えるのか」を分けて考えると、自宅に必要な工事範囲を判断しやすくなります。

狭いトイレは何からリフォームする?狭さの原因別に改善方法を選ぶ

<狭さの原因からリフォーム方法を選ぶポイント>

  • 便器前が狭いなら、便器の奥行きと設置位置を確認する
  • 出入りしにくいなら、ドアと便器の位置関係を確認する
  • 体を動かしにくいなら、手洗い器や収納の出っ張りを確認する
  • 設備を替えても改善できないなら、空間そのものの広さを確認する

狭いトイレをリフォームするときは、最初から大がかりな工事を考えるのではなく、「どこが狭くて困っているのか」を確認することが大切です。

狭いトイレのリフォーム例を見ても、便器交換で改善するケースと、配置や空間まで見直すケースでは工事範囲が大きく違います。

まず、便座に座ったときにひざが壁やドアへ近く、前方に余裕がない場合は、便器の奥行きを確認します。

今の便器が前へ大きく張り出しているなら、奥行きを抑えた便器へ替えることで、同じトイレ空間でも前方のスペースを増やせる場合があります。

この場合は、壁を動かす前に、便器交換でどの程度余裕が生まれるのかを確認するのが判断しやすい順番です。

次に、入口から便器まで移動しにくい場合は、ドアと便器の位置関係を確認します。

ドアを開けたときに便器と近かったり、室内へ入ってから大きく体の向きを変えなければならなかったりすると、実際の床面積以上に窮屈に感じやすくなります。

便器の向きや設置位置を少し見直せるか、施工業者に現地で確認してもらうとよいでしょう。

便器前には余裕があるのに体を動かしにくい場合は、手洗い器や収納などの出っ張りを確認します。

とくに入口付近や便器の横に奥行きのある収納があると、室内へ入るときや立ち上がったあとに体を動かせる範囲が狭くなります。

この場合は、薄型の収納や小さな手洗い器への変更など、設備の張り出しを減らす方向から検討できます。

原因と最初に確認したいリフォームをまとめると、次のようになります。

困っていること考えられる狭さの原因最初に検討したいこと
座るとひざ前が狭い便器の奥行きが大きいコンパクトな便器への交換
立ち上がりにくい便器前方や立ち上がる方向に余裕がない便器の大きさや配置の見直し
出入りしにくいドアと便器が近い便器と入口の位置関係を確認
室内で体を動かしにくい収納や手洗い器が張り出している設備の大きさや配置を見直す
どこを変えても窮屈に感じるトイレ空間そのものが小さい空間の取り方を含めて施工業者へ相談

注意したいのは、「狭いから小さい便器にすれば解決する」と決めつけないことです。

便器前に十分な余裕があっても、横の収納や入口の位置が原因なら、便器だけを替えても使いにくさが残ることがあります。

反対に、便器の前への張り出しだけが原因なら、大がかりに間取りを変えなくても改善できる可能性があります。

施工業者へ相談するときは、「狭いので広くしたい」とだけ伝えるのではなく、「座るとひざがドアに近い」「入口で体をひねらないと入れない」など、困っている動きを具体的に伝えると原因を整理しやすくなります。

便器前、入口、便器の横、立ち上がる方向の順に確認すると、自宅ではどの工事から検討すべきか判断しやすくなります。

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トイレの奥行き1365mmは狭い?奥行きの狭いトイレで最小寸法をTOTO・LIXIL別に確認

・この章の要点まとめ

  • 奥行き1365mmのトイレでも、便器前に500mm以上のスペースを確保できれば使いやすさを保ちやすい
  • 奥行きの狭いトイレでは、室内寸法だけでなく便器の前出寸法とドアの開閉スペースまで確認することが大切
  • TOTOではネオレストAS・RSの前出692mmがコンパクトな候補で、排水位置によって実際の前出寸法は変わる
  • LIXILでは奥行650mmのサティスSがコンパクトな候補で、排水芯や既存配管の条件まで確認して選ぶ必要がある

「トイレの奥行きが1365mmしかないけれど、狭すぎない?」「今の広さでも便器を交換できる?」と気になりますよね。

奥行きの狭いトイレでは、室内の寸法だけでなく、便器を置いたあとに残る前方スペースまで確認しておくことが大切です。

そこでこの章では、トイレの奥行き1365mmで確保できるスペースや最低限必要な広さを確認しながら、TOTOとLIXILの奥行きが短い便器についても解説します。

・この章を読んでわかること

トイレの奥行き1365mmは狭い?必要な前方スペースを確認

<奥行き1365mmのトイレで確認したいポイント>

  • 1365mmが壁の内側から内側までの実際の寸法なのかを確認する
  • 便器先端から前の壁まで500mm以上あると使いやすさを確保しやすい
  • 奥行き692mmの便器なら、内寸1365mmで前方に約673mm残る計算になる
  • 便器の奥行きだけでなく、排水位置やドアの開閉も確認する

トイレの奥行き1365mmは狭い部類に入りますが、実際の内寸が1365mmあり、コンパクトな便器を選べるなら、十分な前方スペースを確保できる場合があります。

大切なのは、1365mmという数字だけで「狭すぎる」と判断しないことです。

トイレで実際に使える広さは、室内の奥行きから便器が前に出る寸法を引いて考えます。

TOTOでは、便器への立ち座りに配慮して、便器前のスペースを500mm以上確保する考え方を示しています。

さらに、600mm以上あれば身づくろいもしやすく、ゆとりを感じやすくなります。

たとえば、室内の実際の奥行きが1365mmで、後ろの壁から便器先端まで692mmの便器を設置するとします。

単純に計算すると、1365mm-692mm=673mmとなり、便器の前には約673mm残ります。

この寸法なら、500mm以上の前方スペースを確保できる計算です。

一方、奥行き760mm程度の便器では、1365mm-760mm=605mmとなります。

同じトイレでも、便器をコンパクトにすることで、立ったり座ったりする場所を数cm〜10cmほど広げられることがわかります。

便器の前出寸法室内奥行き1365mmで残る前方スペース広さの見方
650mm約715mm前方にゆとりを取りやすい
692mm約673mm500mm以上を確保できる
720mm約645mm比較的使いやすい広さを取りやすい
760mm約605mm設置前にドアや動作スペースも確認したい

ただし、この計算で使う1365mmは、仕上がった壁の内側から反対側の壁の内側まで測った寸法であることがポイントです。

住宅の図面に1365mmと書かれていても、柱や壁の厚みを含む寸法なら、実際に使える内寸はそれより短くなります。

リフォーム前には、便器後方の壁から正面の壁または閉じたドアまでをメジャーで測っておきましょう。

次に、検討している便器の「後ろ壁から便器先端までの寸法」を確認し、室内奥行きから差し引きます。

奥行きだけで設置できると判断せず、排水管の位置、給水位置、便器の左右に必要な寸法、ドアを開いたときの干渉まで確認してください。

とくに内開きのドアでは、便器をコンパクトにしてもドアと干渉することがあります。

トイレの奥行き1365mmが狭いと感じている場合は、まず実際の内寸と現在の便器の前出寸法を測ると、便器交換だけで改善できる余地があるか判断しやすくなります。

奥行きの狭いトイレはどのくらい?快適に使える最低限の広さ

<奥行きの狭いトイレで確認したい広さ>

  • 幅780mm×奥行き1235mmは、メーカーでも0.4坪のコンパクトなトイレ例として紹介されている
  • 便器前は500mm以上をひとつの使いやすさの目安にする
  • 600mm以上あれば立ち座りや身づくろいに余裕を取りやすい
  • 室内寸法だけでなく、便器の奥行きとドアの開閉スペースも確認する

奥行きの狭いトイレでは、幅780mm×奥行き1235mm程度の空間も、便器を選べばトイレとして使える広さのひとつです。

TOTOとLIXILはいずれも、幅780mm×奥行き1235mm程度を約0.4坪のコンパクトなトイレ空間として紹介しています。

ただし、これはすべての住宅で共通する「法律上の最低寸法」という意味ではありません。

設置する便器や排水位置、ドア、手洗い器などによって必要な広さは変わります。

そのため、トイレの広さは最低限どのくらい必要なのかを考えるときは、室内寸法だけを見るのではなく、便器を置いたあとに人が動けるスペースを見ることが大切です。

TOTOでは、便器への立ち座りを考えて、便器先端から前方に500mm以上のスペースを確保する考え方を示しています。

600mm以上あれば、衣服を整える動きもしやすくなります。

つまり、奥行き1235mmのトイレでも、便器が650mmなら前方に約585mm、692mmなら約543mmを確保できる計算です。

確認する場所確認したい目安理由
室内の幅780mm程度のプラン例あり便器の左右に必要な空間を確保するため
室内の奥行き1235mm程度のプラン例あり0.4坪のコンパクトな空間でも設置例があるため
便器前500mm以上立ち座りのスペースを確保しやすいため
便器前600mm以上より動きやすく、身づくろいもしやすいため
ドア周辺便器と干渉しない寸法内開きでは便器に当たることがあるため

自宅のトイレを測るときは、まず床付近で左右の壁から壁までの幅を測ります。

次に、便器後方の壁から正面の壁またはドアまでの奥行きを測りましょう。

さらに、現在の便器について、後ろ壁から便器先端まで何mmあるかも確認します。

室内奥行きから便器の前出寸法を引けば、便器前にどのくらい残っているのかを確認できます。

数字上は便器が入っても、前方が狭すぎたり、ドアが便器に当たったりすると使いにくくなるため、「設置できる広さ」と「快適に使える広さ」は分けて考えましょう。

奥行きが限られている場合は、壁を動かすリフォームを考える前に、現在より奥行きの短い便器へ交換したときに前方スペースがどのくらい増えるかを確認すると判断しやすくなります。

トイレの奥行きが最小のTOTO便器は?狭小トイレ向けサイズを確認

<TOTOのコンパクト便器を選ぶポイント>

  • ネオレストAS・RSは標準的な設置で後ろ壁から便器先端まで692mm
  • 室内奥行き1365mmなら単純計算で便器前に約673mm残る
  • リモデルでは排水心120mm・200mmや305〜540mmなど既存の排水位置を確認する
  • 排水位置によって便器が前へ出るため、692mmだけで設置可否を判断しない

トイレの奥行きが最小クラスのTOTO便器を探すなら、ネオレストAS・RSがコンパクトな候補です。

TOTOの現行資料では、ネオレストAS・RSは、標準的な設置条件で後ろ壁から便器先端まで692mmです。

同じネオレストシリーズのLSは、標準的な設置条件で720mmとなっています。

AS・RSのほうが28mm短いため、奥行きの限られたトイレでは、そのぶん便器前のスペースを確保しやすくなります。

TOTOの便器標準的な前出寸法室内奥行き1365mmで残る前方スペースの目安
ネオレストAS692mm約673mm
ネオレストRS692mm約673mm
ネオレストLS720mm約645mm

たとえば、仕上がった室内の奥行きが1365mmなら、ネオレストAS・RSを692mmで設置できる場合、1365mm-692mm=673mmとなります。

便器の前に約673mm残るため、TOTOが立ち座りのために示している500mm以上のスペースを確保できる計算です。

ただし、リフォームでは便器の外形寸法だけで設置できるかどうかは決まりません。

とくに確認したいのが、床にある排水管の中心と後ろ壁との距離を表す「排水心」です。

ネオレストAS・RSには、排水心120mm・200mmに対応するタイプや、リモデルで305〜540mmの排水心に対応するタイプがあります。

既存の排水位置が後ろ壁から離れるほど、便器も前へ出るため、実際に必要な奥行きが増えます。

TOTOの資料では、ネオレストAS・RSは条件によって、後ろ壁から便器先端まで693mmから797mmになるリモデル例も示されています。

たとえば前出寸法が797mmになる場合、奥行き1365mmの室内で残る前方スペースは約568mmです。

同じネオレストAS・RSでも、排水位置によって使える前方スペースが100mm以上変わることがあるため注意しましょう。

狭いトイレでは「ネオレストAS・RSは692mmだから入る」と判断せず、現在の排水心を確認したうえで、実際に何mm前へ出るのかまで施工業者に確認することが大切です。

排水心120mmでは給水位置や既存の接続方法によって取り付け条件も変わるため、古い便器から交換するときは便器の品番も確認しておくと判断しやすくなります。

便器の品番は、便器側面などに貼られたラベルで確認できる場合があります。

奥行き1365mm前後の狭小トイレでは、まずネオレストAS・RSの692mmを候補にし、現在の排水位置に合わせた実際の前出寸法まで確認して選びましょう。

トイレの奥行きが最小のLIXIL便器は?狭小トイレ向けサイズを確認

<LIXILのコンパクト便器を選ぶポイント>

  • サティスSは幅400mm・奥行650mmのコンパクトな便器
  • 室内奥行き1365mmなら単純計算で便器前に約715mm残る
  • サティスSのリトイレには排水芯120mm・200〜450mmなどに対応するタイプがある
  • 排水芯だけでなく給水・電源・既設配管の条件も確認して選ぶ

トイレの奥行きが最小クラスのLIXIL便器を探すなら、奥行650mmのサティスSが代表的な候補です。

LIXILのサティスSは、幅400mm・奥行650mmのコンパクトな便器です。

LIXILも650mmという短い奥行きをサティスSの特徴として案内しており、奥行きの限られたトイレで前方スペースを確保したいときに比較しやすい商品です。

たとえば、仕上がった室内の奥行きが1365mmで、後ろ壁から便器先端まで650mmで設置できる場合、1365mm-650mm=715mmとなります。

便器前には約715mm残るため、立ち座りや出入りのための空間を取りやすくなります。

LIXILの便器前出寸法の目安室内奥行き1365mmで残る前方スペースの目安
サティスS650mm約715mm
プレアスLSタイプ720mm約645mm

サティスSと前出720mmの便器を比べると、便器前に残るスペースには70mmの差が出ます。

数cmの違いでも、狭いトイレでは立ったときの余裕や、正面の壁・ドアとの距離に影響します。

ただし、サティスSも奥行650mmという外形寸法だけで設置できるかどうかを判断することはできません。

既存トイレを交換するときは、後ろ壁から排水管の中心までの「排水芯」を確認する必要があります。

サティスSのリトイレでは、排水芯120mmや200〜450mmなどに対応するタイプがあります。

さらに、既存の条件によっては451〜580mmの排水芯に対応する設定もあるため、現在の排水位置を測って対応する便器を選びます。

一方、新築などで使う床排水の排水芯200mmと、既存配管を生かすリフォームでは選ぶ便器や必要部材が異なります。

奥行き1365mmのトイレにサティスSを入れたい場合は、650mmという本体寸法だけでなく、排水芯が対応範囲に入っているかを必ず確認しましょう。

また、LIXILでは既存配管の状態によって対応できない場合があり、施工時には給水や電源、水圧の確認も必要です。

古いトイレから交換する場合は、現在の便器の品番と排水位置を施工業者に伝えると、サティスSへ交換できるか判断しやすくなります。

壁を動かさずに便器前の空間を広げたいなら、奥行650mmのサティスSは、LIXILの狭小トイレ向け便器として優先的に比較したい候補です。

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狭いトイレのリフォームをおしゃれに!広く見せて快適にする方法

・この章の要点まとめ

  • 狭いトイレは、明るい色を基本にしてアクセントクロスや床を組み合わせると、圧迫感を抑えながらおしゃれに仕上げやすくなります。
  • 収納・照明・鏡・設備は、床や壁の余白を残し、室内への張り出しを減らすように選ぶと広く見せやすくなります。
  • 見た目だけでなく、入る・座る・立つ・手を洗う動線まで確認し、飾る場所と人が動く場所を分けることが快適さにつながります。

狭いトイレをおしゃれにリフォームしたいと思っても、「広く見せるにはどんな色や収納を選べばいいの?」「見た目を優先すると使いにくくならない?」と迷いますよね。

狭い空間では、色やクロス、床材だけでなく、収納や照明、設備の配置まで含めて考えることが大切です。

そこでこの章では、狭いトイレのリフォームをおしゃれに仕上げる内装の選び方から、広く見せる収納・照明・レイアウト、快適に使うための動線と圧迫感を減らすポイントまで解説します。

・この章を読んでわかること

狭いトイレのリフォームをおしゃれに仕上げる色・クロス・床の選び方

<色・クロス・床を選ぶポイント>

  • 壁の広い部分は白・アイボリー・淡いグレーなど明るい色を中心にする
  • 濃い色や柄物は一面などに絞り、圧迫感を出しすぎない
  • 床は壁や便器との色のつながりを考え、空間全体をまとまりよく見せる
  • おしゃれさだけでなく、汚れたときの手入れのしやすさも確認する

狭いトイレを広くすっきり見せたいなら、壁の広い部分を明るい色でまとめ、好みの色や柄はアクセントとして取り入れるとバランスを取りやすくなります。

白やアイボリー、淡いベージュ、明るいグレーなどは、壁面が重たく見えにくいため、狭い空間でも取り入れやすい色です。

便器が白なら、壁も明るい色を中心にすると便器だけが強く目立ちにくく、空間全体をすっきりまとめやすくなります。

一方で、全部を白にすると物足りなく感じる場合は、便器の背面など一面だけにアクセントクロスを使う方法があります。

たとえば、ブルーグレーやベージュ、木目調などを一部に取り入れると、狭いトイレのリフォームでもおしゃれな雰囲気をつくりやすいです。

ただし、濃い色や大きな柄を壁全面に使うと、壁が近く感じられて圧迫感につながることがあります。

柄物を使いたい場合も、狭い空間では一面だけにしたり、柄の主張が強すぎないものを選んだりすると取り入れやすくなります。

床も単独で選ぶのではなく、壁や収納、便器との組み合わせで考えましょう。

たとえば、明るい壁に木目調の床を合わせれば、やわらかく落ち着いた雰囲気にまとめられます。

反対に、グレー系の壁と落ち着いた床を合わせれば、すっきりした印象に仕上げやすくなります。

色の組み合わせを考えるときは、クロス、床、便器、収納を別々に選ぶより、空間全体で使う色を絞るほうがまとまりやすいです。

場所選び方仕上がりのイメージ
壁の広い部分白・アイボリー・淡いグレーなどを中心にする明るくすっきり見せやすい
アクセントクロス好みの色や柄を一面などに絞る狭い空間でも個性を出しやすい
壁や収納と色味を合わせる空間全体にまとまりが出やすい
収納や小物内装と近い色を選ぶ色数を抑えてすっきり見せやすい

おしゃれに見せたいからといって、壁・床・収納へそれぞれ違う色や柄を入れすぎると、狭い空間ではまとまりがなく見えやすいので注意しましょう。

また、トイレは床や壁の下側が汚れやすいため、見た目だけでなく掃除のしやすさも確認しておくことが大切です。

「明るい基本色+好みのアクセント」という考え方にすると、圧迫感を抑えながら、自分らしいトイレに仕上げやすくなります。

狭いトイレを広く見せる収納・照明・レイアウトの工夫

<狭いトイレを広く見せる工夫>

  • 床や壁へ物を出しすぎず、収納の中へまとめる
  • 奥行きの小さい収納を選び、室内への張り出しを抑える
  • 照明で室内全体が暗く沈まないようにする
  • 鏡や設備は動線を邪魔しない位置と大きさを選ぶ

狭いトイレを広く見せたい場合は、床面をできるだけ見せ、目に入る物や設備の張り出しを減らすことがポイントです。

トイレットペーパーや掃除用品、消臭用品などを床や棚の上へたくさん置くと、実際の床面積以上にごちゃついて見えます。

そこで、収納を増やすときは大きな棚を置くのではなく、便器後方や壁面など、動線を邪魔しにくい場所を使うとよいでしょう。

キャビネット付きの便器などを使い、掃除用品やトイレットペーパーを見えにくい場所へまとめる方法もあります。

収納を付ける場合は、収納量だけを見るのではなく、扉を開けたときに便器や体へ当たらないかまで確認することが大切です。

また、手洗い器や収納を横の壁へ設置する場合は、室内側への出っ張りにも注意しましょう。

奥行きが大きい設備を置くと、通路が狭くなり、見た目だけでなく実際の動きにくさにもつながります。

狭いトイレのリフォームをおしゃれに仕上げるなら、収納量を増やすことよりも、必要な物を隠しながら張り出しを抑えることを意識するとすっきり見せやすいです。

照明も、狭いトイレの印象を左右します。

室内が暗く、壁や天井に大きな影ができると、空間が実際より閉じた印象になることがあります。

反対に、必要な明るさを確保して壁や床が見えやすくなると、室内全体をすっきり感じやすくなります。

落ち着いた雰囲気にしたい場合でも、暗さだけで雰囲気をつくるのではなく、便器や手洗い器を安全に使える明るさを確保しましょう。

鏡を取り付ける場合は、手洗い器との位置関係を確認し、通るときに肩や腕が当たりにくい位置へ設置することが大切です。

大きな鏡を付ければよいとは限らないため、壁面の余白や手洗い器の大きさとのバランスを見ながら選びましょう。

工夫する場所意識したいこと避けたい状態
収納物を隠しながら張り出しを抑える大きな収納で通路を狭くする
照明必要な明るさを確保する暗くして圧迫感を強める
手洗い器や壁とのバランスを取る動くときに体へ当たりやすい位置に付ける
設備配置床面と通路をできるだけ確保する入口や便器横へ設備を張り出させる

収納や設備を増やすほど便利になるとは限らず、狭いトイレでは「何を置かないか」まで考えることが大切です。

見える物を減らし、床や壁の余白を残すと、実際の寸法を変えなくてもすっきりした印象に整えやすくなります。

収納・照明・鏡・設備は一つずつ選ぶのではなく、「視線を邪魔しないか」「通る場所へ出っ張らないか」をセットで確認すると、広く見えて使いやすい配置にしやすくなります。

狭いトイレを快適にする動線と圧迫感を減らすポイント

<狭いトイレを快適にする確認ポイント>

  • 入口から便器までスムーズに移動できるか確認する
  • 座る・立つ動きで壁や設備へ体が当たらないか確認する
  • 紙巻き器や手洗い器を無理なく使える位置にする
  • おしゃれさよりも毎日の動きやすさを優先すべき場所を見極める

狭いトイレを快適にするには、広く見せる工夫だけでなく、「入る・座る・立つ・手を洗う・出る」という一連の動きを邪魔しないことが大切です。

最初に確認したいのは、ドアを開けてから便器へ座るまでの動線です。

ドアを開けたときに便器や収納が近すぎたり、室内へ入ってから大きく体をひねったりする必要があると、狭さを強く感じやすくなります。

とくに便器の横へ収納や手洗い器を付ける場合は、入口から便器までの通り道を狭くしないか確認しましょう。

次に、便器へ座った状態だけでなく、立ち上がる動きまで確認します。

座っていると問題がなくても、立ち上がるときにひざが壁やドアへ近づいたり、体を前へ倒す余裕が少なかったりすると、毎日の使いにくさにつながります。

リフォーム前の現地確認では、便器前方にどのくらい余裕があるかだけでなく、自分が普段どの方向へ体を動かしているのかも見ておくと判断しやすいです。

紙巻き器やリモコンなどの位置も、快適さを左右します。

見た目のバランスだけで位置を決めると、座った状態で手を大きく伸ばしたり、体をひねったりしなければならないことがあります。

手洗い器を付ける場合も、入口から便器への動線を邪魔せず、立ち上がったあとに自然に手を伸ばせる位置か確認しておきましょう。

狭いトイレのリフォームをおしゃれにしたい場合ほど、壁付け収納や飾り棚、小物を増やしたくなることがあります。

ただし、腰や肩の高さに張り出す設備や棚が増えると、体を動かせる範囲が狭くなり、見た目にも圧迫感が出やすくなります。

飾りを置くなら、通る場所や立ち上がる場所を避け、余白を残すこともデザインの一部として考えるとよいでしょう。

確認する動きチェックしたいこと使いにくい状態
入るドアから便器までスムーズに進めるか収納や設備を避けながら入る
座る便器横や前方に体を動かす余裕があるか壁や設備に体が近すぎる
立つ前へ体を動かす余裕があるかひざや体が壁・ドアへ近づく
使う紙巻き器やリモコンへ自然に手が届くか大きく体をひねる必要がある
手を洗う手洗い器まで自然に移動できるか設備が通路をふさいでいる

「おしゃれに見えるか」だけで設備の位置を決めると、完成後に毎日の小さな使いにくさが残ることがあります。

図面を見るときは便器や収納の形だけを見るのではなく、自分が室内でどの方向へ動くのかをイメージして確認することが大切です。

可能であれば、リフォーム前に現在のトイレで「入る・座る・立つ・手を洗う」という動きを実際に行い、どの場所で窮屈さを感じるか整理しておきましょう。

狭いトイレを快適にする一番のポイントは、飾る場所と人が動く場所を分け、見た目の余白と体を動かす余裕の両方を残すことです。

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狭いトイレに合う便器・手洗い器は?TOTOの狭小トイレや条件別リフォームを解説

・この章の要点まとめ

  • 狭いトイレの便器は、前方スペースを広く取りたいならコンパクトなタンクレス、手洗い場所まで節約したいならタンク上手洗い付きが候補
  • 手洗い器を付ける場合は、間口や壁からの出幅を確認し、便器・ドア・出入口の動線を邪魔しない配置にする
  • マンションでは管理規約・排水位置・床構造を先に確認し、便器や手洗い器を大きく移動できるか判断する
  • 狭い和式トイレは、便器と段差を撤去して床を平らにし、排水位置を調整してコンパクトな洋式便器へ替える方法が基本

「狭いトイレにはどんな便器が合う?」「手洗い器を付けても窮屈にならない?」と迷いますよね。

とくにマンションや和式トイレでは、広さだけでなく、排水位置やドア、床の状態なども考えてリフォーム方法を選ぶことが大切です。

そこでこの章では、TOTOの狭小トイレ向け便器や手洗い器の選び方をはじめ、マンションや狭い和式トイレをリフォームするときのポイントを解説します。

・この章を読んでわかること

TOTOの狭小トイレ向け便器は?コンパクト便器の選び方

<TOTOの狭小トイレ向け便器を選ぶポイント>

  • 前方スペースを広く取りたいなら、標準的な設置で前出692mmのネオレストAS・RSを候補にする
  • 独立した手洗い器を置く余裕がないなら、タンク上手洗い付きの便器も比較する
  • リフォームでは排水心によって便器が前へ出るため、商品寸法だけで判断しない
  • ドア・手洗い器・収納を置いたあとに動ける場所が残るかまで確認する

TOTOの狭小トイレ向け便器を選ぶなら、便器前のスペースを広く取りたい場合はネオレストAS・RS、独立した手洗い器を置く場所まで節約したい場合はタンク上手洗い付き便器が候補です。

狭いトイレにおすすめな便器は、単純に本体が小さい商品だけではありません。

便器を設置したあとに、立つ、座る、向きを変える、ドアから出入りするための場所を残せるかが重要です。

TOTOのネオレストAS・RSは、標準的な床排水の設置条件では、後ろ壁から便器先端まで692mmです。

後ろに大きなロータンクがないため、奥行きの限られたトイレで便器前のスペースを残したいときに比較しやすいタイプです。

たとえば室内奥行きが1365mmで、692mmの前出で設置できる場合は、単純計算で便器前に約673mm残ります。

一方、タンク式のピュアレストQRなどは、便器の後ろへロータンクを組み合わせます。

タンクレスより便器まわりが大きくなりやすい反面、手洗い付きタンクを選べば、壁へ独立した手洗い器を設置せずに済みます。

そのため、横幅が狭く、手洗い器を付けると通路を圧迫するトイレでは、タンク上手洗い付きのほうが空間全体を使いやすくできることもあります。

便器のタイプ狭いトイレでの特徴向いているケース
ネオレストAS・RS標準的な設置で前出692mmとコンパクト便器前のスペースを広く残したい
タンク上手洗い付き独立した手洗い器を省きやすい便器横の通路を狭くしたくない
リモデル便器既存の排水位置に対応できるタイプがある排水管を大きく動かさず交換したい

ただし、ネオレストAS・RSなら必ず692mmで収まるわけではありません。

リフォームでは、後ろ壁から排水管の中心までの距離である排水心によって、便器の取り付け位置が変わります。

既存の排水位置へ対応するリモデルタイプでは、排水心によって便器が標準位置より前へ出ることがあります。

現在の便器品番や排水心を施工業者に確認してもらい、交換後に便器先端がどこまで出るのかを確認しましょう。

左右の空間も重要です。

給水フィルターの手入れや停電時の操作など、商品によって便器側面に必要な空間が決められていることがあります。

さらに、内開きのドアが便器先端へ当たらないか、手洗い器や収納を付けても通路が確保できるかまで確認してください。

TOTOの狭小トイレでは「最も短い便器」を選ぶだけではなく、便器・手洗い器・収納・ドアを含めた空間全体で動きやすい組み合わせを選ぶことが大切です。

前方の広さを優先するならネオレストAS・RS、独立した手洗い器を置く場所まで節約したいならタンク上手洗い付きというように、狭さの原因に合わせて選びましょう。

狭いトイレのリフォームで手洗い器を付けるときの選び方と配置

<狭いトイレで手洗い器を選ぶポイント>

  • TOTOでは間口285mmのスリムシリーズなど、コンパクトな手洗い器を選べる
  • 壁からの出幅を抑えたいなら、前出100mmにできる壁埋込タイプも候補
  • 便器に座る・立つ・出入りする動線へ手洗い器が張り出さない位置にする
  • 独立型が窮屈なら、タンク上手洗いや既存配管を生かせるタイプも比較する

狭いトイレのリフォームで手洗い器を付けるなら、横幅だけでなく、壁から通路側へ何mm張り出すかを確認して選ぶことが大切です。

狭いトイレに手洗い器をリフォームで追加すると、便器は問題なく使えても、出入りするときに体が手洗い器へ当たることがあります。

そのため、まず確認したいのが手洗い器の間口と前出寸法です。

TOTOのレストルームドレッサーでは、手洗器単体タイプのスリムシリーズが間口285mm、コンフォートシリーズが間口360mmのコンパクトなタイプとして案内されています。

さらに、スリムシリーズには壁へ埋め込むことで前出を100mmに抑えられるタイプがあります。

トイレの幅が狭く、手洗い器が通路へ張り出すのを避けたい場合に比較しやすいサイズです。

手洗い方法大きさ・特徴向いているケース
TOTOスリムシリーズ手洗器単体は間口285mm、壁埋込タイプは前出100mm横幅や通路をできるだけ残したい
TOTOコンフォートシリーズ手洗器単体は間口360mmコンパクトさと使いやすさを両立したい
タンク上手洗い壁へ別の手洗い器を置かずに済む独立手洗いを置くと動線が狭くなる

ただし、数字が小さい手洗い器ならどこにでも付けられるわけではありません。

便器横へ設置する場合は、座ったときのひじや足、立ち上がるときの体が手洗い器や水栓へ当たらない位置にします。

出入口付近へ付ける場合は、ドアを最後まで開けても手洗い器へ当たらず、人が通れる幅を残せることを確認しましょう。

カウンター付きタイプを選ぶ場合も、便器側へ張り出す奥行きを確認します。

TOTOのコンフォートシリーズには、カウンター奥行き150mmのタイプもあり、壁沿いのスペースを細く使いたい場合の選択肢になります。

また、独立した手洗い器には給水と排水が必要です。

壁や床を開けて新しい給排水管を通す必要があるか、既存の便器用配管を利用できる商品なのかによって工事内容が変わります。

壁掛けタイプや壁埋込タイプでは、壁の厚みや柱の位置、器具を固定するための下地も確認が必要です。

独立した手洗い器を付けると通路が狭くなる場合は、タンク上手洗い付き便器へ変える方法も比較しましょう。

狭いトイレの手洗い器リフォームでは、手洗い器そのものの小ささより、便器へ座る、立つ、ドアを開ける、手を洗うという一連の動作を邪魔しない寸法と配置を選ぶことが重要です。

間口285mmや前出100mmといった省スペースタイプも候補にしながら、実際の壁・配管・ドア位置と照らして選びましょう。

マンションの狭いトイレをリフォームするときの制約と注意点

<マンションの狭いトイレで先に確認すること>

  • 管理規約を確認し、必要なら工事前に管理組合や管理会社へ申請する
  • 現在の排水方式・排水位置を確認して、移動できる範囲を把握する
  • 床を上げたり配管を移したりできるかを施工業者に確認する
  • 制約が大きい場合は、便器・手洗い器・収納の省スペース化を優先する

マンションの狭いトイレをリフォームするときは、間取りを考える前に「どこまで工事してよいか」と「排水管をどこまで動かせるか」を確認することが大切です。

狭いトイレのリフォームをマンションで行う場合、戸建てと同じ感覚で便器や壁を自由に移動できるとは限りません。

まず確認したいのが、マンションごとの管理規約です。

国土交通省のマンション標準管理規約では、共用部分やほかの住戸へ影響するおそれがある工事について、理事長への申請や理事会の承認を求める考え方が示されています。

実際のルールはマンションごとに異なるため、便器交換だけでも事前届出が必要なのか、床や壁の工事に制限があるのかを管理会社や管理組合へ確認しましょう。

次に重要なのが、排水管の位置です。

マンションでは、便器から縦方向の排水管へ水を流すために必要な勾配を確保する必要があります。

便器を大きく移動すると排水管を長くする必要があり、床下に十分な高さを取れない場合は希望する位置まで動かせないことがあります。

壁排水の便器では、壁側の排水高さや位置に合った便器を選ぶ必要があります。

そのため、現在とほぼ同じ場所へ便器を交換するほうが、工事を小さく抑えやすいです。

確認項目確認する内容狭いトイレでの考え方
管理規約工事申請・工事時間・養生など商品を決める前に確認する
排水床排水か壁排水か、現在の位置便器を移動できる範囲を確認する
床構造床下に配管を通す余裕があるか無理な移動より省スペース便器を検討する
手洗い・収納給排水や壁への取り付けが可能か出幅の小さい設備で動線を残す

便器位置を変えにくいマンションでも、狭さを改善する方法はあります。

奥行きの短い便器へ交換したり、床置き収納を壁付け収納へ変えたりすると、工事範囲を大きく広げずに動ける場所を増やせます。

独立した手洗い器が大きく張り出している場合は、小型タイプやタンク上手洗いへ見直す方法もあります。

マンションでは「壁を動かせば広くできる」と考える前に、管理規約・排水位置・床構造を確認し、動かせない部分を残したまま狭さを改善できないか検討しましょう。

現地調査では、便器の品番、排水方式、床の高さ、配管位置まで確認してもらうと、実現できるリフォームの範囲がわかりやすくなります。

狭い和式トイレをリフォームするときの方法と注意点

<狭い和式トイレをリフォームする主な方法>

  • 和式便器と段差を撤去し、床を平らにして洋式便器へ交換する
  • 排水位置が合わない場合は、床下の排水管も調整する
  • 両用式の和式便器では、条件によって既存便器を残して腰掛式へ変更できる商品もある
  • 交換後はコンパクト便器を選び、便器前の動作スペースを確保する

狭い和式トイレをリフォームするなら、基本は和式便器と段差部分を撤去し、床を平らにしてコンパクトな洋式便器へ交換する方法です。

古い和式トイレでは、便器が床へ埋め込まれていたり、便器のある部分だけ一段高くなっていたりすることがあります。

この場合は、和式便器だけを外すのではなく、便器周辺のタイルや段差部分まで解体する必要があります。

便器を撤去したあとは、床下の状態を確認し、洋式便器に合う位置へ排水管を接続します。

そのうえで床を平らに作り直し、洋式便器を固定する流れです。

和式便器と洋式便器では排水位置が異なることがあるため、既存の排水管をそのまま使えるとは限りません。

床を開けたときに下地の傷みや配管の劣化が見つかれば、その部分の補修も必要になります。

工事内容主な作業確認したいこと
和式から洋式へ交換便器・段差・必要な床部分を撤去して洋式便器を設置排水位置と床下の状態
床の段差解消床を平らに作り直す仕上がり後の床高さとドア
排水管の調整洋式便器に合う位置へ接続する床下で配管を動かせるか
コンパクト便器へ交換奥行きを抑えた洋式便器を設置便器前に動ける場所が残るか

一方、和式便器をすべて撤去しない方法もあります。

TOTOでは、男性が立って小便もできる両用式の和式便器であれば、既存便器の上へ陶器製の「スワレット」を取り付けて腰掛式へ変更できると案内しています。

ただし、現在の便器形状やトイレの内寸によっては取り付けできません。

また、既存の段差がそのまま残るため、床を平らにして洋式トイレへ作り替える方法とは仕上がりが異なります。

狭いトイレでは、洋式便器に変えたあとに便器先端が入口側へ出すぎないことも重要です。

TOTOには、和式便器からの取り替え向けとしてコンパクトリモデル便器のコーナータイプも用意されています。

便器を斜め方向へ配置できる条件なら、限られた空間で動作スペースを確保する選択肢になります。

狭い和式トイレのリフォームでは、洋式便器が入るかだけでなく、段差をなくしたあとの床、排水位置、ドアの開閉、便器前のスペースまでまとめて確認してください。

見た目だけ洋式にする方法と、床まで解体して作り直す方法では工事範囲が大きく違うため、今後の使いやすさも考えて選びましょう。

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トイレを広くするリフォーム費用は?壁移動・間取り変更の相場を解説

・この章の要点まとめ

  • トイレを広くするリフォーム費用は、公式事例では数十万円台から100万円を超える例まであり、壁移動や配管変更を伴うほど高くなりやすいです。
  • 実際に床面積を増やすなら壁移動や隣接空間の取り込み、出入りを改善したいならドア変更を検討します。
  • 壁の構造や配管位置、隣接スペースによって工事できる範囲が変わるため、省スペース便器や収納への交換も含めて比較することが大切です。

トイレを広くリフォームしたいと思っても、「壁を動かすとどのくらい費用がかかるの?」「ドア変更だけでも広く使えるようになるの?」と気になりますよね。

狭いトイレを広げる方法は、壁移動や間取り変更のような大きな工事から、ドアの変更など比較的小さな工事まであり、費用や工事規模も大きく変わります。

そこでこの章では、トイレを広くするリフォーム費用の相場と工事内容を確認しながら、壁移動・ドア変更・間取り変更の違いを比較して、自宅に合う方法を解説します。

・この章を読んでわかること

トイレを広くするリフォーム費用の相場と工事内容

<トイレを広くするリフォーム費用を見るポイント>

  • 公式事例では、トイレ全体のリフォーム費用は数十万円台から100万円を超える例まで幅があります
  • 便器交換や内装中心なら、壁を動かす間取り変更より費用を抑えやすいです
  • 壁移動や便器位置の変更では、内装・配管・電気工事まで費用に含めて考えます
  • 正確な総額は、壁の構造や隣接空間、配管位置を現地調査してもらって確認します

トイレを広くするリフォーム費用は一律ではなく、公式の施工事例を見ると数十万円台から100万円を超える例まで幅があります。

LIXILでは、2024年度にリフォーム店紹介サービスを利用して工事が完了したトイレリフォームについて、70万円未満がもっとも多い価格帯と案内しています。

ただし、この数字は便器交換や内装なども含むトイレリフォーム全体の集計であり、壁を移動してトイレを広げる工事だけの相場ではありません。

実際の公式事例では、車いすや介助で使えるスペースを確保したトイレリフォームで60万円、間取りから見直して広いトイレ空間をつくった事例で170万円が紹介されています。

TOTOの公式事例でも、押入れ部分をなくして約1坪のトイレへ広げたリフォームで90万円、浴室や洗面所とあわせて間取りを見直し、トイレ部分に130万円かかった事例があります。

このように、狭いトイレのリフォーム費用は、便器や内装だけを変えるのか、壁や間取りまで変えるのかで総額が大きく変わります。

壁を移動してトイレそのものを広げる場合は、便器交換だけでなく、既存壁の解体、新しい壁の設置、床・壁・天井の補修が必要です。

さらに、便器の位置まで変える場合は、給水管や排水管を新しい位置へ動かす工事が加わることがあります。

コンセントや照明スイッチが移動する壁に付いていれば、電気工事も必要です。

そのため、トイレを広くするリフォーム費用を見るときは、壁工事だけの金額ではなく、周辺工事まで含めた総額で確認することが大切です。

工事内容主に発生する工事費用が変わりやすいポイント
便器や収納の省スペース化便器・収納の交換、必要に応じて内装選ぶ設備や内装の範囲
ドアの変更既存ドアの撤去、新しい建具の取り付け、周辺補修壁や枠まで直す必要があるか
壁を移動して拡張壁の解体・新設、床・壁・天井の補修壁の構造、広げる範囲、隣接空間の状態
便器位置も変更間取り変更に加えて給水・排水管の移設配管をどこまで動かす必要があるか
隣接空間を取り込む間取り変更、内装、建具、必要に応じて配管・電気廊下や収納、隣室との位置関係

とくに費用が増えやすいのは、壁を動かすだけで済まず、便器の移動に伴う配管工事や電気工事、周囲の床・壁・天井まで直す必要があるケースです。

また、移動したい壁が建物を支える重要な壁の場合は、希望した位置まで動かせないことがあります。

マンションでも共用部分や配管の位置、管理規約によって変更できる範囲が限られるため、図面だけで工事できると判断しないことが大切です。

予算を抑えたい場合は、最初から壁移動ありきにせず、コンパクトな便器や薄型収納への交換で必要なスペースを確保できないかも比較しましょう。

「床面積そのものを増やす必要があるのか」「設備を小さくすれば十分なのか」を先に分けると、必要以上に工事費をかけずに済みます。

狭いトイレを広くリフォームする方法!壁移動・ドア変更・間取り変更を比較

<狭いトイレを広くリフォームする主な方法>

  • 壁を移動して、トイレそのものの床面積を増やす
  • ドアを変更して、室内で使えるスペースや出入りのしやすさを改善する
  • 廊下・収納・隣室などを取り込み、間取りから広さを見直す
  • 大がかりな工事が難しい場合は、便器や収納の省スペース化も比較する

狭いトイレを広くリフォームする方法は、大きく分けると「壁を移動する」「ドアを変更する」「隣接空間を取り込んで間取りを変える」の3つです。

どれを選ぶかは、必要な広さだけではなく、壁の構造、廊下や隣室の広さ、配管位置、予算まで見て判断します。

まず、実際の床面積を増やしたい場合に考えやすいのが壁の移動です。

たとえば、トイレの横に廊下や収納があり、その一部を使えるなら、壁の位置をずらして便器横や前方のスペースを増やせる場合があります。

壁を動かせれば、便器前を広くするだけでなく、手洗い器を置く場所や立ち座りするスペースを確保しやすくなります。

ただし、すべての壁を自由に移動できるわけではありません。

建物を支える壁や柱がある場所では、壁を撤去・移動できないことがあるため、施工業者による構造の確認が必要です。

次に、床面積を増やさなくても使いやすさを改善できる可能性があるのがドアの変更です。

内開きドアでは、開いた扉が室内側のスペースを使うため、便器との距離が近いトイレでは動きにくくなることがあります。

住まいの条件に合えば、外開きや引き戸などへ変更することで、出入りするときの動線を確保しやすくなります。

ただし、廊下側に扉を開くスペースがあるか、引き戸を引き込む壁面があるかなどを確認する必要があります。

より大きく広げたい場合は、収納や廊下、隣室の一部を取り込む間取り変更を検討します。

TOTOの公式リフォーム事例には、使っていなかった納戸を取り込み、トイレを含む広い空間へ変更した例があります。

また、LIXILでも間取りから見直して、介助などに必要なスペースを確保したトイレ事例が紹介されています。

隣接空間を取り込めれば広さを大きく変えられますが、その分だけ壁、床、天井、建具など工事範囲が広がります。

さらに便器位置も移動する場合は、排水管や給水管を新しい位置まで変更できるか確認しなければなりません。

スクロールできます
方法広さへの効果工事規模確認したい条件
壁を移動する床面積を増やせる大きめ壁・柱の構造、隣接空間
ドアを変更する床面積は変わらないが動線を改善しやすい比較的小さめ廊下側や壁面に建具を動かす余裕があるか
隣接空間を取り込む広さを大きく変えやすい大きい廊下・収納・隣室の広さ、構造、配管
便器・収納を省スペース化する床面積は変わらないが有効スペースを増やしやすい比較的小さめ既存の排水位置や設置できる商品サイズ

「トイレを広くしたい=必ず壁を移動する」と考える必要はありません。

便器前だけが狭い場合は、コンパクトな便器へ交換するだけで必要な余裕をつくれることがあります。

入口付近だけが使いにくいなら、ドアの変更だけで動きやすさが改善する可能性もあります。

反対に、介助スペースを確保したい場合や、手洗い器を付けても十分な通路を残したい場合などは、間取りそのものを広げるほうが目的に合うことがあります。

まず施工業者へ「何cm広げたい」と伝えるだけでなく、「立ち上がる場所が狭い」「介助できるスペースがほしい」「ドアが邪魔になる」など、現在困っている動きを伝えましょう。

得られる広さ、工事規模、費用を並べて比較し、便器や収納の省スペース化では解決できない場合に壁移動や間取り変更を検討すると、自宅に合う方法を選びやすくなります。

☆トイレリフォームで失敗しないためには、複数社の見積もりを比較してから選ぶことが大切です。

ここまで見てきたように、トイレリフォームは便器交換・床や壁紙の張り替え・手すり設置・和式から洋式への変更など、工事内容によって費用が大きく変わります。

また、同じような工事内容でも、依頼するリフォーム会社によって見積もり金額や提案内容が異なることもあります。

そのため、1社だけで決めず、複数社の見積もりを比較してから判断するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

住まいの水回りリフォーム編集部は、トイレリフォームに関する費用相場・工事の流れ・業者選び・補助金・注意点などをわかりやすく解説する編集部です。初めてリフォームを検討する方でも安心して比較・判断できるよう、実用的な情報をお届けしています。

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