マンションのトイレリフォーム費用はいくら?管理組合への申請や注意点も解説

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「マンションのトイレリフォーム費用はいくらかかる?」

「マンションのトイレリフォームは内装込みだと、どこまで工事できる?」

「マンションのトイレリフォームで管理組合への申請や注意点はある?」

マンションのトイレリフォームは、便器を交換するだけの場合と、壁紙や床までまとめて直す場合で費用が変わります。

さらに、分譲マンションでトイレ交換をする場合は、管理組合への確認や申請が必要になることもあり、工事前の挨拶やマンション特有の注意点も押さえておきたいところです。

TOTOとLIXILのどちらを選ぶか、トイレは何年くらいでリフォームするのがよいか、実例を見ながら判断したい人も多いでしょう。

そこでこの記事では、マンションのトイレリフォーム費用や内装込みの相場、管理組合への確認とトイレ交換の申請、工事前の挨拶や注意点、リフォーム実例、TOTOなどの商品選び、交換時期の目安までわかりやすく解説します。

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トイレリフォームは、便器交換・床や壁紙の張り替え・手すり設置・和式から洋式への変更など、工事内容によって見積もり金額が変わります。

また、同じような工事でも、依頼するリフォーム会社によって費用や提案内容が異なることがあります。

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目次

マンションのトイレリフォーム費用はいくら?内装込みの相場や補助金も解説

・この章の要点まとめ

  • マンションのトイレリフォームは、便器交換中心なら20万円前後からの施工事例があり、内装や設備まで広げると30万〜50万円以上になることもあります。
  • 内装込みでは床や壁紙、フルリフォームでは手洗いや収納まで工事範囲が広がるため、必要な部分に優先順位を付けることが大切です。
  • 2026年は条件を満たす節水型トイレなどで補助金を使える場合がありますが、対象工事や製品、申請条件の事前確認が必要です。
  • 業者選びでは金額だけでなく、追加費用、マンション施工実績、管理組合への申請対応、工事後の保証まで比較しましょう。

マンションのトイレリフォームを考えると、「便器交換だけならいくらかかるのか」「内装までまとめると費用はいくら増えるのか」と気になりますよね。

さらに、フルリフォームや補助金まで考えると、どこまで工事を依頼するのが自分の予算に合うのか迷いやすいです。

そこでこの章では、マンションのトイレリフォーム費用の相場と内訳をはじめ、内装込みやフルリフォームの費用、使える補助金、業者を選ぶときの費用比較ポイントまで解説します。

・この章を読んでわかること

マンションのトイレリフォーム費用の相場と内訳

<マンションのトイレリフォーム費用の目安>

  • 便器交換を中心とした工事では、20万円前後からの公式施工事例があります。
  • タンクレストイレなどを選ぶと、30万円前後になる施工事例もあります。
  • 床や壁紙、収納などまで広げると、50万円前後やそれ以上になることもあります。
  • 実際の金額は便器の種類、排水方式、内装、下地補修などで変わります。

マンションのトイレリフォーム費用は、便器交換を中心にした工事なら20万円前後からの公式施工事例があり、内装や設備まで広げると30万〜50万円以上になる例もあります。

たとえば、TOTOのマンション施工事例では、トイレ交換で商品代と施工費を合わせて19万円という例があります。

LIXILでも、マンションでタンク付きトイレからタンクレストイレへ交換し、30万円となった施工事例があります。

また、内装や収納など工事する場所を増やせば、50万円前後やそれ以上になるケースもあります。

ただし、これらはあくまで実際の施工事例であり、すべてのマンションに同じ金額が当てはまるわけではありません。

マンションのトイレリフォーム費用は、主にトイレ本体、取り付け工事、古い便器の撤去・処分、必要な部材、内装などを合計して決まります。

さらに、今の排水方式と新しい便器が合わなければ、対応する便器を選んだり、追加の部材が必要になったりします。

床をはがしたあとに下地の傷みが見つかった場合も、補修費が追加されます。

費用の内訳を整理すると、次のようになります。

費用項目主な内容確認したいこと
トイレ本体便器、便座、タンクなど希望する機能まで含まれているか
標準工事古い便器の取り外し、新しい便器の設置基本料金にどこまで含まれるか
撤去・処分古い便器や部材の処分別料金になっていないか
配管・部材排水位置などを合わせるための調整追加料金が発生する条件
内装床材や壁紙の張り替え材料費と施工費が含まれているか
下地補修床や壁の傷んだ部分の補修追加された場合の料金

安く見える見積もりでも、撤去処分費や配管調整、床の補修などが別料金なら、最終的な支払い額は高くなることがあります。

そのため、マンションのトイレリフォーム費用を比較するときは、最初に表示された金額ではなく、必要な工事をすべて含めた総額を見ることが大切です。

現地調査のあとに、追加料金が発生する条件まで書かれた見積もりを出してもらうと判断しやすくなります。

マンションのトイレリフォームを内装込みにした場合の費用

<内装込みで考える費用と工事範囲>

  • 便器交換に床や壁紙を加えると、便器交換だけより費用は高くなります。
  • 公式施工事例では、便器と壁紙・床材をまとめて交換して19万円という例もあります。
  • 設備や内装へのこだわりを増やすと、50万円前後まで広がる施工事例もあります。
  • 床や壁の下地補修が必要になると、さらに費用が加わります。

マンションのトイレリフォームを内装込みで行う場合は、便器交換に床や壁紙の張り替え費用が加わり、工事内容によって20万円前後から50万円前後まで幅が出ます。

TOTOのマンション施工事例には、便器交換と壁紙、床のクッションフロアまで新しくして、商品代と施工費を合わせて19万円となった例があります。

一方で、LIXILのマンション施工事例には、トイレ本体や内装などを含めて50万円程度となっている例もあります。

同じ内装込みでも金額に差が出るのは、選ぶ便器や床材、壁紙、追加する設備の違いがあるためです。

便器を交換すると、古い便器と新しい便器の形が違い、今まで隠れていた床が見えることがあります。

そのため、便器を外しているタイミングで床を張り替えると、仕上がりをきれいに整えやすくなります。

壁紙もまとめて替えれば、便器だけが新しく浮いて見えるのを防ぎ、トイレ全体の雰囲気を変えられます。

内装込みで考えられる主な工事は、次のとおりです。

工事内容便器交換のみ内装込み
便器交換ありあり
床材の張り替え基本的になし含められる
壁紙の張り替え基本的になし含められる
天井の壁紙基本的になし希望に応じて含められる
下地補修必要な場合に追加必要な場合に追加
紙巻き器など必要に応じて交換まとめて交換しやすい

内装込みの見積もりでは、「内装一式」だけで判断せず、床、壁、天井、下地補修のどこまで含まれているかを確認しましょう。

便器交換と内装を同じタイミングで行えば、便器を一度取り外した状態で床まで施工できるため、工事をまとめやすくなります。

予算を抑えたい場合は、床だけを新しくするのか、壁紙までまとめて替えるのかを分けて見積もってもらうと調整しやすいです。

マンションのトイレをフルリフォームする場合の工事範囲と費用

<トイレをフルリフォームする場合の目安>

  • 便器だけでなく、床や壁、天井、収納などまでまとめて新しくします。
  • 工事範囲を広げると、50万円以上になる施工事例があります。
  • 手洗い器やカウンター、収納を追加すると、さらに費用が上がります。
  • 必要な工事から優先順位を付けると、予算を調整しやすくなります。

マンションでトイレをフルリフォームする場合は、便器交換と内装に加えて手洗いや収納などまで工事するため、50万円以上になることもあります。

LIXILの公式施工事例では、トイレリフォームを50万円未満、50万円〜100万円未満、100万円以上に分けて紹介しています。

50万円未満では便器交換を中心とした工事が見られますが、内装や手洗い、収納などを増やすと50万円以上の工事になりやすくなります。

つまり、トイレのフルリフォームをマンションで行う場合は、「全部交換するといくらか」ではなく、「どこまで新しくするか」で予算を考えることが大切です。

フルリフォームに含められる主な工事は、便器と便座の交換、床・壁・天井の張り替え、手洗い器、カウンター、収納、紙巻き器、照明などです。

さらに、既存設備の状態によっては配管、電気、床や壁の下地補修が必要になることもあります。

手洗い器を新しく設ける場合は、本体代だけでなく、給水や排水をつなぐための工事が必要になるかも確認します。

収納を増やす場合も、トイレ内の広さによって設置できる大きさが変わります。

予算を決めるときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 古くなって交換が必要な便器や便座を優先する
  2. 汚れや傷みが気になる床や壁を次に直す
  3. 必要に応じて手洗い器や収納を追加する
  4. 見積もりを確認し、予算を超える設備は後回しにする

マンションでは、室内にスペースがあっても、配管位置や管理規約によって希望する設備を設置できないことがあります。

フルリフォームを考える場合は、商品を先にすべて決めず、現地調査で工事できる範囲を確認してから設備を選ぶと安心です。

見積もりでは、「必ず直したい場所」と「予算に余裕があれば追加したい設備」を分けてもらうと、必要以上に費用が膨らむのを防ぎやすくなります。

マンションのトイレリフォームで使える補助金

<2026年に補助金を検討するときのポイント>

  • 条件を満たす節水型トイレは、みらいエコ住宅2026事業の補助対象工事です。
  • 掃除しやすい機能を持つ対象トイレは1か所34,500円、それ以外の対象節水型トイレは1か所31,500円です。
  • トイレ交換だけを行えば必ず補助金を受けられる制度ではありません。
  • 手すり設置や段差解消などのバリアフリー工事も対象になる場合があります。
  • 自治体独自の制度もあるため、住んでいる市区町村でも確認が必要です。

2026年のマンションのトイレリフォームでは、条件を満たす節水型トイレへの交換などで国の補助制度を利用できる場合があります。

国の「みらいエコ住宅2026事業」では、登録された対象製品を使った節水型トイレの設置が補助対象工事に含まれています。

補助額は、掃除しやすい機能を持つ対象トイレが1か所34,500円、その他の対象節水型トイレが1か所31,500円です。

ただし、「対象の節水型トイレに交換するだけで34,500円を必ずもらえる」と考えるのは注意が必要です。

みらいエコ住宅2026事業には、住宅全体として満たさなければならない工事要件があります。

トイレだけを交換する工事では、その要件を満たせない場合があります。

また、対象になるのは事務局へ登録されている型番の製品です。

同じメーカーの節水トイレでも、選ぶ製品によって補助対象かどうかが変わるため、契約前に型番まで確認しましょう。

バリアフリー改修では、トイレを含む住宅内への手すり設置や段差解消も補助対象工事に含まれています。

2026年8月時点では、手すりの設置は1戸につき7,200円、段差解消は8,400円の補助額が示されています。

国の制度とは別に、自治体が高齢者向けの住宅改修や省エネ改修を支援していることもあります。

対象になる年齢、所得、介護の必要性、住宅の所在地などは自治体ごとに異なるため、住んでいる市区町村の制度を確認してください。

なお、みらいエコ住宅2026事業では、補助金の手続きは登録された施工業者が行い、工事を依頼する人が自分で交付申請する仕組みではありません。

2026年の交付申請は遅くとも12月31日までとされていますが、予算上限に達すると早く終了します。

補助金を使いたい場合は、トイレを注文してから確認するのではなく、見積もりの段階で「この工事は2026年の補助対象になるか」を施工業者へ確認することが大切です。

対象製品や工事要件は公式サイトで確認できますので、契約前に最新情報も確認しておくと安心です。

「みらいエコ住宅2026事業」の公式サイトを確認するならこちら

マンションのトイレリフォーム業者を選ぶときの費用比較ポイント

<業者を比較するときに確認したいポイント>

  • マンションのトイレリフォーム実績があるか
  • 本体価格と工事費を分けて確認できるか
  • 撤去処分費や追加工事費まで示されているか
  • 管理組合への申請に必要な書類へ対応できるか
  • 工事後の保証や修理対応があるか

マンションのトイレリフォーム業者を選ぶときは、一番安い見積もりを選ぶのではなく、同じ工事範囲で総額を比較することが大切です。

業者によって、見積もりに含めている内容は違います。

たとえば、A社は便器本体と設置工事だけを表示し、古い便器の処分費を別料金にしていることがあります。

一方で、B社は便器の撤去、処分、設置、必要な部材まで含めた金額を最初から提示していることがあります。

この2社を最初に表示された金額だけで比べると、本当に安い業者を判断できません。

複数の見積もりを取る場合は、同じ条件を伝えて次の項目を比べましょう。

比較項目確認する内容
トイレ本体メーカー、商品名、型番、便座の機能
基本工事取り外しと取り付けが含まれているか
撤去・処分古い便器の処分費が含まれているか
追加工事配管調整や床補修が必要な場合の料金
内装床や壁紙をどこまで施工するか
申請対応管理組合へ提出する工事資料に対応できるか
保証商品保証と工事保証の内容や期間

とくにマンションでは、戸建てのトイレ交換とは違い、管理規約に沿って工事を進める必要があります。

そのため、マンションでの施工経験がある業者なら、管理組合へ提出する工事内容や施工時間などについて相談しやすくなります。

また、現地調査をせずに出された金額だけで決めないことも重要です。

現地で排水方式や便器の寸法、床の状態を確認してもらえば、工事当日に追加費用が発生するリスクを減らせます。

安さに加えて、「追加料金の条件が明確か」「マンションの工事に慣れているか」「工事後まで対応してもらえるか」を比べると、依頼先を選びやすくなります。

できれば2〜3社へ同じ条件で見積もりを依頼し、金額と工事内容を並べて比較してから決めると安心です。

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マンションのトイレリフォームは管理組合への申請が必要?管理会社や挨拶も解説

・この章の要点まとめ

  • マンションのトイレリフォームは、工事前に管理規約を確認し、管理組合や管理会社へ相談しておくことが大切
  • 申請が必要かどうかはマンションごとに異なるため、必要書類や提出期限を確認し、承認前に工事を始めない
  • 工事前の挨拶は、管理会社や施工業者の案内方法を確認し、上下左右など影響を受けやすい住戸を中心に事前に伝える

マンションのトイレリフォームを考えると、「管理組合や管理会社への申請は必要なの?」「工事前に近所へ挨拶したほうがいい?」と気になりますよね。

戸建てとは違い、マンションでは管理規約や工事時間の決まりがあるため、自分の部屋のトイレ交換だけでも事前確認が必要になることがあります。

そこでこの章では、マンションのトイレリフォームで管理組合・管理会社へ確認することや申請が必要なケース、工事前の挨拶の範囲とタイミングについて解説します。

・この章を読んでわかること

マンションのトイレリフォームで管理組合・管理会社へ確認すること

<管理組合・管理会社へ確認すること>

  • 管理規約や使用細則で、リフォームのルールを確認する
  • トイレや給排水管のどこまでが専有部分なのか確認する
  • 工事できる曜日や時間帯、搬入経路などを確認する
  • 申請の要否と、必要書類・提出期限を確認する

マンションのトイレリフォームでは、業者と契約する前に管理規約を確認し、管理組合や管理会社へ工事内容を伝えておくことが大切です。

自分が所有する部屋の中であっても、自由にすべての工事ができるとは限りません。

とくに給排水管を触る工事は、共用部分やほかの住戸へ影響することがあるため、事前の確認が必要です。

共用部分やほかの専有部分へ影響するおそれがある工事では、あらかじめ申請や承認が必要になることがあります。

ただし、実際にどの工事で申請が必要になるかは、それぞれのマンションの管理規約や使用細則によって決まります。

まず確認したいのが、専有部分と共用部分の範囲です。

便器そのものは室内にありますが、給排水管は場所によって扱いが異なるため、「室内だから全部自由に変更できる」と自己判断しないようにしましょう。

マンションのトイレリフォームで管理組合へ相談するときは、便器交換だけなのか、床や壁紙も変えるのか、配管の移動を伴うのかまで具体的に伝えます。

あわせて、トイレリフォームについてマンションの管理会社へ、工事できる曜日や時間帯、資材の搬入方法、エレベーターの使用ルール、共用部分の養生についても確認しておくとスムーズです。

さらに、工事申請書のほかに、工事内容がわかる図面、工程表、施工業者の情報などが必要かも確認しておきましょう。

必要な書類や提出期限はマンションによって異なるため、先に書類を作るのではなく、管理会社から必要なものを聞いてから準備すると無駄がありません。

確認する内容を整理すると、次のようになります。

確認すること主な確認内容
管理規約・使用細則トイレ交換や内装工事に関する制限、申請の要否
専有部分・共用部分便器や給排水管のどこまで工事できるか
工事可能な日時工事できる曜日や時間帯
搬入方法エレベーターや共用廊下の使用ルール、養生の必要性
必要書類工事申請書、図面、工程表、施工業者の情報など
提出期限いつまでに申請や届け出を済ませる必要があるか

国土交通省の「マンション標準管理規約」を確認するならこちら

施工業者へ正式に依頼する前に管理規約を見せておくと、マンションのルールに合わない工事内容で話を進める失敗を防ぎやすくなります。

管理規約を読んでも判断できない場合は、管理会社へ「トイレを交換したい」と伝え、工事内容を説明したうえで、確認すべき規約や必要書類を聞くと進めやすいです。

マンションのトイレ交換で申請が必要なケースと手続き

<申請するときの流れ>

  1. 管理規約や使用細則で申請が必要か確認する
  2. 管理会社などから工事申請書を受け取る
  3. 工事内容・施工業者・日程など必要な情報をそろえる
  4. 指定された提出先へ期限までに申請する
  5. 承認を確認してから着工する

マンションのトイレ交換で申請が必要かどうかは、工事内容とマンションの管理規約によって決まるため、着工日を決める前に確認しましょう。

マンションのトイレリフォームでは、すべての工事に全国一律で同じ申請が必要になるわけではありません。

一方で、給排水管の工事を伴う場合や、共用部分、ほかの住戸へ影響するおそれがある場合は、承認が必要になることがあります。

また、工事業者が出入りする工事について、工事時間や工事内容、業者名などの届け出を求めるルールが設けられている場合もあります。

そのため、マンションのトイレ交換で申請するときは、「便器を替えるだけだから大丈夫」と自己判断せず、管理規約と管理会社の案内を確認することが大切です。

申請書には、工事する部屋、工事内容、施工業者、工事予定日などの記入を求められることがあります。

工事内容によっては、図面や仕様がわかる資料、工程表などの提出を求められることもあります。

ただし、必要書類はマンションごとに異なるため、先に施工業者へ資料を作ってもらうのではなく、まず管理会社へ必要書類を確認しましょう。

マンションのトイレリフォームの申請で大切なのは、承認にかかる時間も考えて工事日を決めることです。

申請した日にすぐ工事できるとは限らず、理事会での確認などが必要になるマンションでは、承認まで時間がかかることがあります。

管理組合から承認を受ける必要がある場合は、承認される前に着工日を確定したり、工事を始めたりしないようにしましょう。

リフォーム業者には、最初の相談時にマンションであることを伝え、管理組合への提出資料に対応してもらえるか確認しておくと安心です。

自分は管理規約や提出期限を確認し、施工業者には工事内容や図面など専門的な資料を準備してもらうようにすると、役割を分けて進めやすくなります。

マンションのトイレリフォーム工事前の挨拶は必要?範囲とタイミング

<工事前の挨拶で確認したいこと>

  • 管理会社や施工業者が事前に案内するか確認する
  • 上下左右など影響を受けやすい住戸を中心に挨拶範囲を考える
  • 工事日・時間帯・作業内容・連絡方法を伝える
  • 管理会社が指定する時期を確認し、工事前に案内を済ませる

マンションのトイレリフォームでは、騒音や作業員の出入りが発生するため、工事前に近隣への案内がどのように行われるか確認しておくと安心です。

トイレ交換では、古い便器の取り外しや資材の搬入などで音が出たり、施工業者が共用廊下やエレベーターを使ったりします。

工事内容によっては、床や壁を扱う作業でさらに音や振動が伝わることもあります。

そのため、マンションのトイレリフォームで挨拶を考える場合は、まず管理会社へ「近隣への工事案内は誰が行うのか」を確認しましょう。

管理会社が掲示板などで工事予定を案内する場合や、施工業者が近隣へ挨拶する場合もあるため、自分でも挨拶する必要があるかを先に整理できます。

自分で挨拶する場合は、上下左右など、音や振動、搬入の影響を受けやすい住戸を中心に考えるとわかりやすいです。

ただし、「必ず上下左右の何軒まで」と全国共通で決まっているわけではないため、マンション独自のルールや管理会社からの案内があればそちらを優先します。

挨拶するときは、工事をする日、予定している時間帯、トイレリフォームを行うこと、音や作業員の出入りが発生することを簡潔に伝えましょう。

あわせて、工事について確認したいことがある場合の連絡方法を伝えられるよう、施工業者や管理会社と誰の連絡先を案内するか決めておくと安心です。

挨拶するタイミングも、マンションごとの決まりを確認することが大切です。

管理会社から工事案内の提出時期や掲示期間を指定されている場合は、その日程に合わせて近隣への案内も進めます。

特に指定がない場合でも、工事当日になって初めて知らせるのではなく、近隣の人が工事予定を把握できるよう事前に伝えておきましょう。

管理会社や施工業者が挨拶をすると聞いていても、自分からの挨拶が必要かまで確認しておくと、案内の重複や「誰も伝えていなかった」という行き違いを防げます。

誰が、どの住戸へ、いつ、何を伝えるのかを工事前に整理しておけば、近隣への配慮をしながらリフォームを進めやすくなります。

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マンションのトイレリフォームの注意点!壁排水・配管や工事日数も解説

・この章の要点まとめ

  • マンションのトイレリフォームでは、壁排水か床排水か、配管位置や排水高さが新しい便器に合うかを工事前に確認することが大切です。
  • 狭いトイレでは、便器・手洗い・収納の寸法だけでなく、動作スペースやドア、電源、搬入経路まで確認すると失敗を防ぎやすくなります。
  • トイレを2つに増やす場合は、排水勾配や床下構造、共用配管との接続、管理規約によって増設できるかが決まります。
  • 防音対策は排水音・使用音・ドアからの音漏れなど原因を分け、壁・床・ドア・配管のどこを対策するか判断することが重要です。
  • 工事日数は便器交換だけなら半日〜1日、内装込みなら1〜2日ほどが目安で、工事中にトイレを使えない時間も事前確認が必要です。

マンションのトイレリフォームでは、「壁排水でも交換できるのか」「狭い空間や配管の制約で希望どおりに工事できるのか」と不安になりますよね。

さらに、トイレを2つに増やす場合や防音対策、工事日数まで考えると、事前にどこまで確認すればよいのか迷いやすいです。

そこでこの章では、マンションのトイレリフォームで確認したい壁排水・配管、狭い空間での便器選び、トイレ増設、防音対策、工事日数と使えない時間について解説します。

・この章を読んでわかること

マンションのトイレリフォームの注意点①:壁排水・配管方式を確認する

<壁排水・配管で確認するポイント>

  • 今のトイレが床排水か壁排水かを確認する
  • 壁排水なら床から排水管の中心までの高さを確認する
  • 現在の便器・タンクの品番を確認する
  • 給排水管や共用配管に関わる工事は管理規約も確認する

マンションのトイレリフォームでは、便器を選ぶ前に床排水か壁排水かを確認し、今の排水位置に対応できる商品を選ぶことが大切です。

床排水は便器の下から床へ排水する方式で、壁排水は便器の後ろから壁側へ排水管がつながる方式です。

マンションのトイレリフォームで壁排水の場合は、とくに「床から排水管の中心までの高さ」を確認します。

LIXILでは、現在の壁排水便器の多くで排水高さ120mmが使われていますが、古い便器には148mmや155mmのものもあると案内しています。

そのため、「同じ壁排水だから交換できる」と便器を決めるのではなく、排水高さまで合わせる必要があります。

確認するときは、まず便器の側面やタンクに貼られている品番シールを探しましょう。

品番がわかれば、メーカーの商品情報から排水方式や対応する排水高さを確認しやすくなります。

品番が読めない場合や古い便器の場合は、施工業者に現地で排水管の位置と高さを測ってもらうと安心です。

また、マンションのトイレリフォームでは配管にも注意が必要です。

住戸内の枝管だけで済む工事と、共用の立て管との接続部分まで関わる工事では、できることが異なります。

国土交通省のマンション標準管理規約でも、給排水管を変更する工事では、排水勾配や共用縦管との接続位置などを確認する考え方が示されています。

便器を購入してから排水位置が合わないことに気づくと、商品変更や追加部材が必要になるため、品番・排水方式・排水位置の3点を見積もり前に確認しましょう。

便器を移動したい場合も、排水管に必要な勾配を取れるか、床下に配管を通せるかまで現地調査で確認してから計画することが大切です。

マンションのトイレリフォームの注意点②:狭いトイレでは便器サイズや手洗いスペースを確認する

<狭いトイレで確認するポイント>

  • 室内の幅・奥行きと便器を置いたあとの前方・側方スペースを測る
  • ドア、手洗い器、収納を含めても体を動かしやすいか確認する
  • 希望する便器に必要なコンセントや電源条件を確認する
  • 玄関・廊下・トイレ入口から便器や設備を搬入できるか確認する
  • 商品図面とショールームで設置後のサイズ感を確認する

狭いマンションのトイレでは、便器本体が置けるかだけでなく、設置後に座る・立つ・向きを変える・ドアを開ける動作が無理なくできるかまで確認することが大切です。

最初に、現在のトイレの室内幅と奥行きを測り、候補にしている便器の商品図面で本体の幅と奥行きを確認します。

そのうえで、便器を置いたあとに前方と左右へどれだけスペースが残るかを確認しましょう。

便器が室内に収まっていても、ひざの前が壁やドアに近すぎれば、座ったり立ったりするときに窮屈になります。

必要な寸法は便器や室内条件によって異なるため、一律の数字だけで判断せず、選ぶ商品の施工説明書や図面にある設置条件と照らし合わせることが大切です。

内開きのドアなら、ドアを最後まで開けたときに便器とぶつからないかも実際の寸法で確認してください。

狭いトイレをリフォームするマンションでは、奥行きを抑えた便器やタンクレストイレを選ぶと、便器前方のスペースを取りやすくなることがあります。

ただし、タンクレストイレにすると便器上部の手洗いがなくなるため、洗面所を使うのか、独立した手洗い器を設けるのかも決めておきましょう。

独立した手洗い器を付ける場合は、手洗いボウル本体だけでなく、前に立つスペースや人が通る幅、給排水管を通せる位置まで確認します。

収納を追加するときも、扉を開けた状態で便器や体にぶつからないかまで確認すると、設置後の使いにくさを避けやすくなります。

さらに、温水洗浄便座やタンクレストイレなど電気を使う設備を選ぶ場合は、必要な位置にコンセントがあるか確認してください。

コンセントがない、または位置が合わない場合は、便器交換とは別に電気工事が必要か施工業者へ確認します。

マンションでは、トイレ室内だけでなく搬入経路も確認しておくことが大切です。

玄関からトイレまでの廊下幅、曲がり角、トイレ入口の幅を確認し、便器や手洗い器などを室内まで運び込めるか施工業者に見てもらいましょう。

便器・手洗い・収納をそれぞれ単体で選ぶのではなく、設置後の動作スペース、ドア、電源、搬入経路まで含めて確認することが、狭いマンションのトイレリフォームで失敗を防ぐポイントです。

候補の商品が決まったら、商品図面で寸法を確認したうえで、可能であればショールームで実物に座り、奥行きや立ち座りのしやすさも確かめておくと安心です。

マンションのトイレリフォームの注意点③:トイレを2つに増やす場合は配管と管理規約を確認する

<トイレを2つに増やす前に確認すること>

  • 新しいトイレまで給水管・排水管を通せるか
  • 排水に必要な勾配を確保できるか
  • 床下に配管を通せる高さや構造になっているか
  • 工事範囲が専有部分に収まり、管理規約で認められるか

マンションでトイレを2つにするリフォームは、空いている部屋があればできるわけではなく、新しい排水経路と必要な勾配を確保できるかが大きなポイントです。

トイレは水を流すための給水管だけでなく、汚水を流すための排水管が必要です。

とくに排水管は、水が自然に流れるように勾配を付けて共用の立て管などへつなぐ必要があります。

そのため、増設したい場所が既存のトイレや排水立て管から遠いほど、床下に長い排水管を通すことになります。

床下の高さが足りず必要な勾配を確保できなければ、希望する場所への増設は難しくなります。

また、床スラブや共用の立て管などは自由に加工できる部分ではありません。

国土交通省も、マンションでは住戸内の配管と共用配管が接続して一体として機能していることを示しています。

排水管を変更したり、共用の立て管との接続位置に手を加えたりする計画では、管理規約を確認し、管理組合や管理会社へ事前に相談することが必要です。

トイレを増設できるか調べてもらうときは、施工業者に既存の排水立て管の位置、増設場所までの距離、床下の高さ、排水勾配、給水経路を確認してもらいます。

図面だけで増設できると判断せず、配管経路と管理規約の両方を現地調査の段階で確認することが大切です。

希望した場所への増設が難しい場合は、既存の排水管に近い場所へ設置位置を見直す方法もあります。

それでも配管条件を満たせない場合は無理に増設せず、既存トイレの使いやすさを高めるリフォームへ計画を切り替えると、建物への負担や工事の複雑化を避けやすくなります。

マンションのトイレリフォームの注意点④:防音対策と近隣への影響を確認する

<防音リフォームで確認するポイント>

  • 水を流したときの排水音なのか、室内の使用音なのかを切り分ける
  • ドア・壁・床のどこから音が伝わっているか確認する
  • 配管からの音なら配管まわりの防音対策を業者へ相談する
  • 共用部分に関わる工事は管理規約を確認する

マンションのトイレを防音リフォームするなら、最初に「どの音が、どこから漏れているのか」を確認してから対策を決めることが大切です。

トイレで気になりやすい音には、水を流したときの排水音、便器を使用するときの音、ドアの開閉音、室内の音が廊下や隣室へ漏れる音があります。

音の原因が違えば、必要な工事も変わります。

たとえば、廊下側への音漏れが気になる場合は、壁だけを厚くしても、ドアやすき間から音が伝わっていれば十分な効果を得にくくなります。

その場合は、ドアの種類やすき間を含めて施工業者に確認してもらうことが大切です。

隣室への音が気になる場合は、壁の中へ吸音材を入れたり、遮音性を高める下地材を使ったりする方法を検討できます。

床を通じて音が伝わっている場合は、床材や下地まで含めて対策が必要か確認します。

一方、水を流したときの音が大きい場合は、壁や床だけではなく排水管まわりの確認が必要です。

国土交通省のマンション標準管理規約でも、給排水管の改修を行う際は、排水勾配とともに給排水管の防音対策を確認する考え方が示されています。

排水管や共用の立て管に関係する工事は、自分の住戸だけの判断で進めず、管理規約を確認して管理組合や管理会社へ相談しましょう。

また、リフォーム工事そのものでも工具や搬入による音が出るため、管理規約で決められた作業時間を守り、近隣への影響を抑えて進めることが大切です。

マンションのトイレリフォームの注意点⑤:工事日数とトイレが使えない時間を確認する

<工事日数の目安と事前確認>

  • 便器交換のみは半日〜1日ほどが目安
  • 壁・床などの内装込みは1〜2日ほどが目安
  • 配管や下地工事が加わるとさらに日数が必要になることがある
  • 工事中はトイレを使えないため代わりの場所を事前に確認する

マンションのトイレリフォームの日数は、便器交換だけなら半日〜1日ほど、内装までまとめて工事するなら1〜2日ほどがひとつの目安です。

TOTOでは、トイレ交換のみの工期を半日〜1日、壁や床などの内装まで含める場合を1〜2日と案内しています。

便器交換だけなら、古い便器を取り外し、新しい便器を設置して給排水を接続するため、比較的短い時間で終わります。

内装込みでは、便器の撤去後に壁紙や床材を張り替えてから新しい便器を設置するため、その分だけ時間が長くなります。

さらに、排水管の位置を変える工事、傷んだ床の下地補修、手洗い器の追加などがあると、1〜2日では終わらないこともあります。

マンションでは、管理規約で工事できる曜日や作業時間が決められていることもあるため、施工会社の作業時間だけで工期を判断しないようにしましょう。

また、LIXILはトイレ工事中はトイレを使用できないと案内しています。

工事が1日で終わる予定でも、朝から夕方まで使えない可能性があるため、生活への影響を事前に考えておくことが必要です。

工事前には、施工業者へ次の点を確認しておきましょう。

  • 工事開始予定時刻と終了予定時刻
  • トイレを使えなくなる時間帯
  • 住戸全体の水を止める時間があるか
  • 追加工事が見つかった場合に何日延びる可能性があるか

自宅にトイレが1つしかない場合は、工事当日に利用できる共用トイレや近隣の施設があるかをあらかじめ確認しておくと安心です。

予定どおりに終わらない場合も考え、工事後すぐに外せない予定を入れず、余裕を持った日程で依頼すると生活への負担を減らせます。

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マンションのトイレリフォーム実例!TOTO・LIXILやおしゃれな内装も紹介

・この章の要点まとめ

  • 実例は見た目だけでなく、自宅と広さ・排水方式・工事内容が近い事例を参考にする
  • TOTOとLIXILは優劣だけで選ばず、排水方式・寸法・手洗い・掃除性など自宅の条件に合う商品を選ぶ
  • おしゃれに仕上げるなら、便器だけでなく壁紙・床・収納・手洗いまで含めて統一感を考える
  • タンクレスや独立手洗い器は、給水・排水・電源・設置スペースを確認してから選ぶ

マンションのトイレリフォームでは、「どんな実例がおしゃれに見える?」「TOTOとLIXILはどちらが自宅に合う?」と迷いますよね。

見た目だけでなく、壁紙や手洗い、タンクレスの設置条件まで確認しないと、完成後に使いにくさを感じることもあります。

そこでこの章では、マンションのトイレリフォーム実例やおしゃれな内装の考え方、TOTO・LIXILの特徴、タンクレスや手洗い付きを選ぶときの注意点について解説します。

・この章を読んでわかること

マンションのトイレリフォーム実例・ブログで見るおしゃれな内装と壁紙

<実例を見るときのポイント>

  • 自宅と広さ・築年数・排水方式が近い実例を探す
  • 便器交換のみ・内装込み・手洗い追加の違いを見る
  • 費用や商品名だけでなく、採用理由や工事内容も確認する
  • ブログの体験談は自宅との条件差を確認して参考にする

マンションのトイレリフォーム実例を見るときは、好みの見た目だけでなく、自宅と広さや排水方式などの条件が近い事例を参考にすることが大切です。

同じマンションのトイレでも、どこまで工事するかによって完成後の印象はかなり変わります。

便器交換だけなら、今の壁紙や床を残しながらトイレ本体を新しくするため、空間の雰囲気は大きく変えずに設備を新しくできます。

便器交換と一緒に壁紙や床も張り替えると、古さや汚れが目立っていた内装まで一新でき、トイレ全体を新しくした印象にしやすいです。

さらに、タンクレストイレと独立した手洗い器を組み合わせる実例では、便器まわりをすっきり見せながら手洗いスペースを別に確保できます。

ただし、手洗い器を追加すると必要なスペースや給排水の条件も変わるため、完成写真だけで同じ工事ができるとは判断できません。

工事内容別に見るポイントを整理すると、次のようになります。

実例のタイプリフォーム後の変化確認したいこと
便器交換のみ現在の内装を残して便器を新しくする既存の排水方式・便器サイズ
便器交換+内装壁紙や床まで変えて空間全体を新しく見せる壁紙・床材・下地の状態
手洗い追加便器とは別に手を洗える場所を設ける給排水・壁面スペース・動線

マンションのトイレリフォームでおしゃれに仕上げたい場合は、便器だけを見ず、壁・床・収納・手洗い・照明をひとつの空間として考えるとまとまりやすくなります。

狭いトイレでは、白や淡い色を基本にして、背面や一面だけにアクセントとなる色柄を取り入れる方法もあります。

木目調の床や収納を組み合わせる場合も、使う色を増やし過ぎないほうがすっきり見せやすいです。

マンションのトイレリフォームで壁紙を張り替えるなら、色や柄だけでなく、掃除のしやすさも確認しましょう。

トイレ向けの壁紙には、汚れを拭き取りやすいものや、消臭・抗菌などの機能を備えた商品があります。

便器交換と同時に壁紙を張り替える場合は、古い壁紙をはがした後の下地に傷みや凹凸がないかも施工業者へ確認しておくと安心です。

マンションのトイレリフォームをブログで探す場合は、完成写真だけで判断しないことも大切です。

採用した便器、内装の範囲、工事費、工事中に追加された作業、完成後の使い勝手まで確認すると、実例をより具体的に参考にできます。

とくに築年数やトイレの広さ、排水方式が自宅と違えば、同じ商品を選んでも工事内容や費用が変わります。

写真がおしゃれだからという理由だけで同じ商品や内装を選ばず、自宅のトイレの寸法や排水方式でも同じ施工ができるかを確認することが重要です。

実例はそのまま真似するのではなく、「自宅と条件が近いか」「なぜその商品を選んだのか」まで見ながら、完成イメージを具体化するために活用しましょう。

マンションのトイレリフォームでTOTOを選ぶなら?特徴とおすすめタイプ

<TOTOのトイレを選ぶポイント>

  • タンクレスならネオレストを検討する
  • 壁排水のマンションでは対応するGG・GG-800やピュアレストEXなども確認する
  • 既存トイレの排水方式・排水位置・空間寸法を先に調べる
  • 見た目だけでなく掃除性・手洗い・予算からタイプを絞る

マンションのトイレリフォームでTOTOを選ぶなら、まず排水方式や寸法を確認し、そのうえでタンクレス・一体型・組み合わせ便器から自宅に合うタイプを選びましょう。

TOTOには、タンクレストイレのネオレスト、すっきりした一体型のGG・GG-800、便器と便座を組み合わせるピュアレストEXなどがあります。

ただし、すべてのタイプをどのマンションにも設置できるわけではありません。

マンションでは壁側へ排水するトイレもあるため、現在の排水方式や排水位置に対応する便器かを確認する必要があります。

TOTOでは、2026年8月時点でネオレストにマンションリフォーム向けの仕様が用意されています。

ネオレストはタンクがないため、トイレの奥行きをすっきり見せたい人や、掃除のしやすさを重視したい人が検討しやすいタイプです。

一方で、手洗いを便器側に残したい場合は、手洗い付きのタンク式を選ぶ方法もあります。

2026年8月にはGG・GG-800の壁排水タイプも発売されており、マンションで壁排水を使っている場合の候補になります。

便器と温水洗浄便座を別々に選びたい場合は、ピュアレストEXのような組み合わせ便器も候補です。

ピュアレストEXは2026年8月のモデルチェンジで壁排水仕様にもフチなし形状などが採用され、マンションのリフォームにも対応しやすくなっています。

マンションのトイレリフォームでおすすめを考えるときは、メーカーや上位商品だけで決めず、次のように目的から候補を絞るとわかりやすいです。

重視すること検討しやすいTOTOのタイプ確認したいこと
すっきりした見た目ネオレスト排水方式・設置寸法・給水条件
手洗いを便器側に付けたいGG-800など壁排水への対応・設置寸法
便座を選び分けたいピュアレストEXなど排水位置・組み合わせる便座

TOTOの「GG・GG-800」を確認するならこちら

TOTOの「ピュアレストEX」を確認するならこちら

TOTOとLIXILのどちらがいいか迷う場合も、メーカー名だけで優劣を決める必要はありません。

TOTOなら便器表面のセフィオンテクトなど、LIXILならアクアセラミックなど、それぞれ掃除のしやすさを考えた特徴があります。

最終的には、自宅の排水方式に対応するか、必要な手洗いを確保できるか、便器を置いた後も十分な動作スペースが残るかを優先して選びましょう。

商品を決める前に既存便器の品番や排水位置を施工業者へ確認してもらうと、設置できない商品を候補に入れる失敗を防ぎやすくなります。

マンションのトイレリフォームでLIXILを選ぶなら?特徴とおすすめタイプ

<LIXILのトイレを選ぶポイント>

  • タンクレスならサティスを検討する
  • マンション向けの床上排水には専用仕様のアメージュも確認する
  • 排水方式・排水高さ・手洗いの有無を先に確認する
  • 掃除性・デザイン・予算を比べて自宅に合うタイプを選ぶ

マンションでLIXILのトイレへリフォームするなら、タンクレスのサティスからマンションリフォーム用のアメージュまで、現在の排水条件に合うタイプから選ぶことが大切です。

LIXILの主な選択肢には、タンクレストイレのサティス、一体型のアメージュシャワートイレ、便器と便座を組み合わせるアメージュ便器などがあります。

マンションで注目したいのは、集合住宅で使われている排水方式に対応した商品が用意されていることです。

サティスには、マンションなどで見られる排水高さに対応するマンションリフォーム用の仕様があります。

タンクがないため、限られたトイレ空間をすっきり見せたい人や、便器まわりの掃除をしやすくしたい人が検討しやすいタイプです。

一方、タンク式を選びたい場合は、アメージュシャワートイレやアメージュ便器も候補になります。

2026年8月時点では、アメージュシャワートイレとアメージュ便器に、マンションリフォーム用の床上排水155タイプが用意されています。

今の便器が同じような排水条件なら候補にしやすいですが、実際に交換できるかは既存便器の排水高さや配管位置を確認して判断します。

リクシルのトイレへリフォームするマンションでは、次のように目的から候補を整理すると選びやすいです。

重視すること検討しやすいLIXILのタイプ確認したいこと
すっきりした見た目サティス排水方式・排水高さ・設置寸法
便座と便器を一体ですっきり見せたいアメージュシャワートイレ床排水・床上排水などの既存条件
便座を選び分けたいアメージュ便器排水条件・組み合わせる便座

LIXILの「サティス」を確認するならこちら

LIXILの「アメージュシャワートイレ」を確認するならこちら

LIXILでは、便器表面に汚れが付きにくいことを考えたアクアセラミックを採用した商品もあり、掃除のしやすさを重視する場合の比較ポイントになります。

ただし、TOTOとLIXILのどちらがいいかは、掃除機能だけで決められるものではありません。

TOTOとLIXILでは便器の形や機能、手洗いの組み合わせ、対応する排水条件などが異なるため、ショールームなどで実物の大きさや使い勝手を比べる方法もあります。

マンションでは気に入った商品が見つかっても既存の排水条件に合わないことがあるため、商品を先に決めず、設置条件を確認してから候補を絞りましょう。

自宅の排水方式、空間の広さ、手洗いの必要性、掃除のしやすさ、予算を順番に整理すると、自分に合うLIXILのトイレを判断しやすくなります。

マンションのトイレリフォームでタンクレス・手洗い付きを選ぶときの注意点

<タンクレス・手洗い付きを選ぶ前の確認ポイント>

  • タンクレスは給水条件・排水方式・電源を確認する
  • 手洗いを残すならタンク上手洗いと独立手洗い器を比較する
  • 手洗い器を置いた後の通路や動作スペースを確認する
  • 価格・掃除性・停電時の使い方まで含めてタンク式と比較する

マンションのトイレリフォームでタンクレスを選ぶ場合は、見た目だけで決めず、給水条件・排水方式・電源と、手洗いをどこに設けるかまで確認する必要があります。

タンクレストイレは便器の後ろに大きなタンクがないため、狭いトイレでも空間をすっきり見せやすいことが魅力です。

一方で、現在のマンションの設備条件によっては、希望する商品をそのまま設置できないことがあります。

まず確認したいのが、給水条件と排水方式です。

タンクレストイレは商品ごとに必要な給水条件が決められているため、マンションの水圧や給水設備が選んだ機種の条件を満たしているか施工業者に確認してもらいましょう。

TOTOのネオレストにはマンションリモデルに対応するタイプがあり、LIXILのサティスにも集合住宅の排水条件に対応するマンションリフォーム用があります。

ただし、マンション向けの商品でも、自宅の排水高さや配管条件と一致するかは別に確認する必要があります。

電源についても確認しておきましょう。

タンクレストイレは電気を使う機能があるため、既存のコンセント位置や電源条件が対応できるか確認します。

また、停電したときの洗浄方法は商品によって異なるため、非常時にどのように流すのかも商品選びの段階で確認しておくと安心です。

タンク式とタンクレスで迷う場合は、違いをまとめて比べると判断しやすくなります。

スクロールできます
比較することタンク式タンクレス
見た目タンクがある奥側がすっきりしやすい
価格選べる価格帯が広い高機能商品が多く、本体価格が上がりやすい
手洗いタンク上に手洗いを付けられる商品がある必要なら独立手洗い器などを検討する
停電時商品ごとの洗浄方法を確認する商品ごとの停電時洗浄方法を確認する
掃除タンクまわりも掃除する便器後方をすっきりさせやすい

次に考えたいのが、マンションのトイレリフォームで手洗いをどのように残すかです。

主な選択肢は、便器のタンク上に手洗いが付いたタイプと、便器とは別に独立した手洗い器を設ける方法です。

タンク上の手洗いは新たな手洗いスペースを取りにくいため、トイレが狭く、なるべく場所を使いたくない場合に検討しやすいです。

独立手洗い器は便器とは別の位置で手を洗いやすく、タンクレスとも組み合わせやすい一方、壁面スペースや給排水、通路幅の確認が必要です。

とくに狭いマンションのトイレでは、手洗い器やカウンターが通路にはみ出し、出入りや立ち座りをしにくくしないか確認しましょう。

大がかりな給排水工事を避けたい場合は、既存の便器用給排水を利用して手洗い器を追加できるリフォーム向け商品も候補です。

TOTOにはネオレスト手洗器付のワンデーリモデルがあり、LIXILにもサティスリトイレ手洗器付があります。

LIXILの「サティスリトイレ手洗器付」を確認するならこちら

そのため、独立手洗い器を追加したい場合でも、最初から新しい給排水管を大きく引き直す前提で考える必要はありません。

タンクレスにすると便器まわりはすっきりしますが、独立手洗い器を追加して通路が狭くなったり、工事費が大きく増えたりしないかまで確認して選ぶことが大切です。

見た目、設置条件、手洗いの使いやすさ、停電時の使い方、掃除のしやすさ、予算を並べて、自宅で優先したい条件に合うタイプを選びましょう。

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分譲マンションのトイレ交換・リフォームは何年が目安?中古・新築・賃貸の違いも解説

・この章の要点まとめ

  • 分譲マンションのトイレ交換は、温水洗浄便座なら10年前後、便器は15年前後から検討するのがひとつの目安です。
  • 中古・古いマンションでは、既存便器の品番や排水方式、配管、床の状態を確認してから工事範囲を決めることが大切です。
  • 新築マンションでもリフォームは検討できますが、費用対効果、管理規約、施工時期、保証への影響を事前に確認しましょう。
  • 賃貸マンションでは自己判断で工事せず、大家・管理会社の許可、費用負担、退去時の原状回復について工事前に合意する必要があります。

分譲マンションのトイレ交換を考えると、「何年くらいでリフォームすればよいのか」「中古や新築でも同じように交換できるのか」と気になりますよね。

さらに、古いマンションや賃貸では確認する条件が変わるため、今リフォームすべきか、どこまで自分で決められるのか迷いやすいです。

そこでこの章では、分譲マンションのトイレ交換時期の目安をはじめ、中古・古いマンション、新築マンション、賃貸マンションでリフォームするときの違いや注意点を解説します。

・この章を読んでわかること

分譲マンションのトイレ交換時期は何年が目安?交換サインも解説

<分譲マンションでトイレ交換を考える目安>

  • 温水洗浄便座は10年前後で点検や交換を考える
  • 便器は15年前後から交換を意識し、15〜20年では器具一式の交換も検討する
  • 水漏れ・ひび割れ・洗浄不良などがあれば年数に関係なく点検する
  • 交換前に既存品番・排水方式・管理規約を確認する

分譲マンションのトイレ交換は、温水洗浄便座なら10年前後、便器は15年前後から交換を意識するのがひとつの目安です。

TOTOでは、一般家庭で使う大便器の使用期間の目安を15年、ウォシュレットの想定安全使用期間を10年としています。

また、トイレのメンテナンススケジュールでは、10〜15年でウォシュレット本体の交換を検討し、15〜20年では便器とウォシュレットを含む器具一式の交換を検討する目安が示されています。

そのため、マンションのトイレリフォームの時期を考えるときは、「トイレ全体を10年で必ず交換する」と考える必要はありません。

まず10年前後で温水洗浄便座の状態を確認し、15年前後になったら便器やタンクを含めたトイレ全体の状態も確認すると判断しやすくなります。

ただし、交換時期は年数だけで決まりません。

水が止まりにくい、便器まわりから水が漏れる、洗浄がうまくできない、温水洗浄便座が正常に動かないといった症状があれば、年数に関係なく点検を依頼しましょう。

陶器製の便器にひび割れがある場合も、水漏れにつながるおそれがあるため交換を検討するサインです。

掃除しても汚れが落ちにくくなったり、古いトイレの節水性が気になったりしたときも、リフォームを考えるきっかけになります。

床や壁紙も古くなっているなら、便器交換と同時に内装まで工事すると、便器を何度も取り外さずに済みます。

分譲マンションでトイレをリフォームするときは、所有者だから何でも自由に工事できるわけではありません。

実際の工事ルールはマンションごとに異なるため、管理規約や使用細則を確認してください。

マンションのリフォームでトイレ交換を進める場合は、まず現在の便器やタンクの品番、床排水か壁排水か、排水位置を施工業者に確認してもらいます。

そのあとに交換できる商品を選び、管理組合への申請が必要か確認し、工事範囲を決めて見積もりを取ると進めやすいです。

10年・15年という数字だけで交換を決めるのではなく、使用年数と水漏れ・故障・ひび割れなどの状態を合わせて判断することが大切です。

修理を何度も繰り返している場合や、古くて交換部品が手に入りにくくなっている場合は、修理を続けるより便器や便座をまとめて交換したほうがよいか施工業者へ相談しましょう。

中古・古いマンションのトイレリフォームで確認すること

<中古・古いマンションで確認するポイント>

  • 便器・タンクの年式や品番を確認する
  • 床排水・壁排水の違いと排水位置を確認する
  • 床の傷みや水漏れ跡、配管の状態を現地調査してもらう
  • 購入後に工事する場合も管理規約と申請方法を確認する

中古・古いマンションのトイレリフォームでは、便器だけを見て交換を決めず、排水方式・配管・床の状態まで現地調査してから工事範囲を決めることが大切です。

中古マンションのトイレリフォームでは、前の所有者がいつ便器や温水洗浄便座を交換したのかわからないことがあります。

まずは便器やタンクにある品番を確認し、現在使っている商品の種類や排水方式を調べてもらいましょう。

古いマンションのトイレリフォームでは、現行の商品と排水位置が合わず、交換用の部材が必要になることもあります。

また、便器を外してみると、これまで見えていなかった床の傷みや水漏れ跡が見つかることもあります。

床材まで傷んでいる場合は、便器だけを交換するより、床の補修や張り替えを同時に行ったほうがよいケースがあります。

配管の変更が必要になる場合は、住戸内だけで工事できる範囲なのか、共用部分に関係するのかも確認が必要です。

中古マンションを購入して入居前にリフォームするなら、家具や荷物を入れる前にトイレの工事を済ませると進めやすくなります。

ただし、引き渡し後すぐに工事したい場合でも、管理組合への申請から承認まで時間がかかることがあるため、購入前または引き渡し前から管理規約を確認しておくと安心です。

国土交通省のマンション標準管理規約では、専有部分の修繕等について、工事内容によって承認申請や事前届出を行う考え方が示されています。

築年数だけで「配管も全部交換したほうがよい」と決めつけず、既存便器の品番、排水方式、床、配管を現地で確認してから必要な工事だけを決めましょう。

見積もりでは、便器交換だけの場合と、床や配管の補修が必要になった場合を分けて確認しておくと、古いマンションでも予算と工期を考えやすくなります。

新築マンションでトイレをリフォームする場合の注意点

<新築マンションで工事前に確認すること>

  • 新しい設備を交換するだけのメリットがあるか確認する
  • 管理規約と入居後に工事できる時期を確認する
  • 廊下やエレベーターなど共用部分の養生ルールを確認する
  • 売主やメーカーの保証へ影響しないか施工前に確認する

新築マンションでもトイレのリフォームは検討できますが、新しい設備をすぐ交換する費用に見合うメリットがあるかと、管理規約・保証への影響を工事前に確認することが大切です。

新築マンションのトイレリフォームを考える理由には、希望する便器へ変更したい、手洗いや収納を使いやすくしたい、内装を好みの雰囲気に変えたいといったものがあります。

ただし、入居時点では既存のトイレも新しいため、古くなった設備を交換する場合とは判断基準が違います。

便器を替えることで得られる機能や使いやすさと、商品代・工事費を比べて、本当に今行う必要があるか考えましょう。

工事すると決めた場合は、新築であっても管理規約の確認が必要です。

国土交通省のマンション標準管理規約では、区分所有者が行う専有部分の工事について、内容に応じて理事会への承認申請や事前届出を行う考え方が示されています。

実際のマンションでは、工事できる曜日や時間、施工業者の出入り、エレベーターや共用廊下の養生方法などが決められていることがあります。

入居開始直後は引っ越しが重なりやすいため、希望日に工事できるかも管理会社へ確認しておきましょう。

もうひとつ注意したいのが保証です。

入居後すぐに別の施工業者が既存設備を取り外したり、給排水や内装へ手を加えたりする場合、その工事部分が売主や設備メーカーの保証でどのように扱われるかは、保証条件によって異なります。

そのため、工事前に売主、管理会社、設備メーカーなどへ確認し、どこまで変更しても保証上問題がないか整理しておくと安心です。

新築だから自由に変更できると考えず、「今交換するメリット」「管理規約」「施工時期」「保証」の4点を確認してから工事を決めましょう。

内装だけで希望をかなえられる場合は、まだ新しい便器を残し、壁紙や収納など必要な部分だけ変更する方法も検討できます。

賃貸マンションのトイレリフォームはできる?許可と原状回復を確認

<賃貸マンションで工事前に確認すること>

  • 自己判断で交換せず、大家・管理会社から事前に承諾を得る
  • 故障による修理・交換なのか、入居者希望の変更なのかを分ける
  • 誰が工事費を負担するのか事前に決める
  • 退去時に元へ戻すのか、新しい設備を残すのか確認する

賃貸マンションのトイレリフォームは、入居者の自己判断で進めず、工事内容について大家や管理会社から事前に承諾を得てから行うことが大切です。

国土交通省の賃貸住宅標準契約書では、借主が貸主の書面による承諾を得ずに、物件を改造したり模様替えしたりしないという考え方が示されています。

そのため、賃貸マンションのトイレリフォームでは、便器や温水洗浄便座を自分で購入して勝手に交換するのは避けましょう。

まず、故障した設備を直したいのか、まだ使える設備を自分の希望で新しくしたいのかを管理会社へ伝えます。

もともと備え付けられているトイレが故障した場合は、賃貸借契約の内容や故障の原因によって修理・交換の進め方や費用負担が決まります。

一方で、「タンクレストイレに替えたい」「好みの温水洗浄便座にしたい」など入居者の希望で変更する場合は、入居者負担になるのか、そもそも工事を認めてもらえるのかを先に確認する必要があります。

承諾を得るときは、交換する商品、工事内容、施工業者、費用負担まで書面や記録が残る形で確認しておくと安心です。

さらに、退去時の扱いも工事前に決めておきましょう。

新しいトイレをそのまま残してよいのか、元の設備へ戻す必要があるのか、取り外した古い設備を保管する必要があるのかを確認します。

国土交通省の原状回復ガイドラインでは、通常使用による損耗や経年変化まで借主が入居時と同じ状態へ戻すことを原状回復とはしていません。

ただし、入居者自身が希望して行った設備変更についてどう扱うかは契約や貸主との合意内容が重要になるため、一般的な原状回復の考え方だけで判断しないようにしましょう。

賃貸マンションでは、「工事してよいか」「誰が費用を払うか」「退去時にどうするか」の3点を工事前に大家・管理会社と合意しておくことがトラブル防止につながります。

許可が得られない場合は勝手に工事せず、便座カバーや収納など、建物を変更しない範囲で使いやすくする方法を検討しましょう。

☆トイレリフォームで失敗しないためには、複数社の見積もりを比較してから選ぶことが大切です。

ここまで見てきたように、トイレリフォームは便器交換・床や壁紙の張り替え・手すり設置・和式から洋式への変更など、工事内容によって費用が大きく変わります。

また、同じような工事内容でも、依頼するリフォーム会社によって見積もり金額や提案内容が異なることもあります。

そのため、1社だけで決めず、複数社の見積もりを比較してから判断するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

住まいの水回りリフォーム編集部は、トイレリフォームに関する費用相場・工事の流れ・業者選び・補助金・注意点などをわかりやすく解説する編集部です。初めてリフォームを検討する方でも安心して比較・判断できるよう、実用的な情報をお届けしています。

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